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参加者の声(光が丘プレーパーク)

目次

大人の声を聴いてみました

母の声(子どもの年齢…小学1年生)

プレーパークには、0歳児から中学生くらいまでの幅広い年齢の子が遊んでいて、うちの子は1歳からプレーパークに遊びに来ているから、異年齢で遊ぶことが普通。これって、すごいことだなーって思う。幼稚園や小学校では味わえないこと。お兄ちゃんたちが魅力的な遊びをしてるんだよねー。小さいうちの子は、側にいて、ぼーっと遊んでいる子たちを見ているだけの時間もあるんだけれど、実は、すごくよく見ているらしい。

その遊びをしている大きい子たちがいなくなったあとで、同じようにマネしてやることもあるからね。例えば、基地づくりも、ペットボトル飛ばしもそうだった。きっと、「あんな風にやってみたい!」って思いながら見ているのかな。あと最近は、今まで大きい子が自分にしてくれたようなことを、今度は自分が下の子にしてあげる姿もよく見る。
私にとっても、プレーパークで出会う人は、子どもを通した保護者同士という感じではなくて、もっと近い友達とか知り合いという感覚。パパたちもここで出会って、一緒にベーゴマを回したり、たき火を囲んで話したりしていますよ。待ち合わせしなくても、誰かがいて遊べる、“大人のドラえもんの空き地” ですね。子どものためだけに行くような他の施設とは違って、「あの人、また来てるかな?」というのが、子どもはもちろん、大人同士もあるのがプレーパーク。例えば、1人のパパさんが、公園管理事務所からもらった、伐採した丸太のような太い木を目にして、「さあ、何をする?」から考える。やったことのない人も「なんだなんだ」って寄って行って、ちょっと一緒にやってみて…みたいな。ベーゴマを回したことない人が、他の人が回しているのを見て、「俺もやってみようかな」って言って、ハマる。あといいのは、大人がハマっていると、子どもは寄ってくるんですよねー。その自然な遊びの流れがすごくいい。(笑)

母と父の声(子どもの年齢…小学1年生、年中、0歳)

(母)

仕事の関係で23区に住むことになって、自然が多いこととプレーパークがあったから、光が丘に転居を決めました。プレーパークのいいところは、外で思いっきり遊べることはもちろん、焚き火で染め物など、他ではできないことができること。前に住んでいたまちにも公園や児童館はあったけれど、自然が身近な環境はなかった。あと、プレーパークには他の親の目もあるから、下の0歳をちょっと見てくれるのも助かる。パパがいない土日でも、「ここに来ればどうにかなる」って感じ。上の子も、自分より年上の子と遊べるのが本当に嬉しそう。真ん中の子は、引っ越してくる前は人見知りだったんだけれど、プレーパークに居るといろんな人と接する機会が多いからかなー、幼稚園の入園もスムーズだった。

(父)

子どもと児童館に行くと、自分の逃げ場がないっていうか…。子どもが遊んでいる時は暇で、スマホいじっているだけ。プレーパークは子どもと一緒に自分も遊んじゃう感じかな。あと、大人の力が必要な時には役に立ってる例えば、長い坂の上から身体で滑る「ウォータースライダー」をやった時は、坂の上までバケツで水を運んで、何度も流したよ。暇な時でも、一人でセミを見つけたりしているし。今は育児休暇中なので、先週はほぼ毎日来ていた。(夏休み期間中は毎日の連続開催があります)上の2人を遊ばせながら下の0歳を子守りする場所は、家よりプレーパ–クの方が絶対にいいよね。プレーパークだと、他の父たちとも話しやすいし。ファーストコンタクトってなかなか取りづらいものだけれど、プレーパークに来る人はみんなバリアをはっている感じがしないから助かる。こういう場所が、我が家の近所にあるっていうのが、本当にいい。

母の声(子どもの年齢…小学5年生、小学1年生)

うちの子は2人ともアトピーで、上の子は入院しなさいと言われたくらいひどくて。だから外遊びは無理だろうと勝手に考えて、上の子が1歳の頃は室内の子育てひろばに行っていました。けれど、オモチャを雑に扱ったり、他の子が遊んでいるオモチャに手を出すので「すみません」と謝っているそばから次に何かをやっている……。それと、アトピーがひどいので、どこの病院に行っているの?なんの薬を使っているの?と聞かれることもあり、悲しい気持ちになりました。

そのような時、光が丘公園を散歩しているとたまたまプレーパークを見つけました。子どもがすーっと引きこまれるように遊び場に入って行きました。その日1日夢中になって遊んだ後、痒がらずに寝たんですよ!!

だから、うちの子、外なんだ!と思って。疲れるまで遊んで、夜もぐっすり寝て、痒いのを忘れる、免疫をつける、これだと思いました。

それから10年以上プレーパークに遊びに来ています。今はアトピーが良くなるからではなく、プレーパークで遊ぶことが子どもにとって一番の勉強になると思うから。勉強?学び?成長?生きる力がつく?と言う感じかな。それを言いかえてみると…状況っていつも違いますよね。自分のコンディション、プレーパークのコンディション、天候、その日のメンバーそのような違った状況下で、今どうしようかな?そうだこうしてみよう!と考えて、自分で決めてやってみる。上手くいくことばかりじゃない。でも、めげない。そして次の手を考える。プレーパークでの遊びは無限大。大地や木々、カエルや昆虫などの自然、ロープやシャベルなどのシンプルな道具がある。そしてプレーリーダーがいてくれる。プレーリーダーが子どもの遊びをもう一押ししてくれると、急に壮大なスケールになったり、全然違う方向にいったりする。やりきった!できた!を心から味わえる。プレーパークには、このような大切なことの全てがあると思っています。

上の子が中学を受験したいと言い出しまして。上の子の勉強の仕方を見ていると、勉強は遊びの延長かな?と思うことがあります。例えば、点数が伸びないと計画を立て直したり、勉強の仕方を変えてみたり、勉強をやめてみたりする。それが上手くいくと楽しそう。プレーパークの「こども商店街」という恒例イベントに毎年出店してきましたが、学年があがるごとに、店舗づくり、商品づくりのスケジュールをうまく立てることができるようになりました。そこから学んだのかな?勉強のスケジュールも自分で立てています。社会で三大急流のことを習った時は、「プレーパークのウォータースライダーで、坂が急な時は水が早く流れる、あの感じだよ」と楽しそうに話していて、体験と知識がこうやって結びつくのかと私も楽しませてもらいました。算数では、解き方を丸暗記するのではなく、習ったことのいくつかを組み立てて考えてみたり、解答とは違う方向からも考えてみたりする。全部、プレーパークの遊びの中でやってきたことです。机上の勉強だけではなく、これからも色々なことに挑戦して楽しんでほしいですね。

父と母の声(子どもの年齢…5歳、2歳)

 (母)プレーパークに通う理由は、子ども達が楽しいのはもちろんですけど、ちょっとした“村”みたいな感じだからかな。普段だったら親が100%子どもを見てなきゃいけないのに、ここだと他の人の目もあるので、親がゆったり構えられる。子どもも、親だけじゃない、保育園の先生だけじゃない、いろんな大人と関わるから、社会が広がる。上の子は、ちょっとは発達課題があると言われていますが、その割にうまくやれてるなーって思うんです。プレーパークで体をめいっぱい使って、遊びながら感覚を統合しているお陰もあると思います。

他の子どもたちの輪に入るのが苦手なタイプなんだけれど、プレーリーダーが上手くやってくれるので、輪から外れている感じがしない、プレーパークっていう大きな輪の一員な感じがしている。すごくありがたいと思っています。それでも子育てに行き詰る時には、プレーパークに来ると大人同士もゆったり話せるので、煮詰まらずに済んでいます。

 (父)

子どもも楽しいし、大人も楽で楽しい。子どもの遊び場じゃなくて「家族の遊び場」。アスレチックに連れて行くと、親がボーっと見てるだけとかになっちゃうけど、ここでは子ども達と一緒に楽しいことをやったりとか、子どもが自分たちで遊んでいる間に、親同士のコミュニケーションができたりするからいい。夫婦とも、そんなにソーシャルなタイプじゃないから、こういう場がないと職場以外の人と話さないかも。近所の知り合いより、プレーパークの知り合いの方が多い、かつ強い。いろんな人が集まってるからトピックの幅も広いしね。私はIT系だから同業の人とも話すけれど、建築系の人の話を聴くのも面白いし、子ども達と一緒にホースで水を汲む仕組みを考えて作る時には物理の話もするし、近くにこんなお店があるよという話もする。

子どもが、やりたいけどうまく行かない時は、大人も一緒にやろうってなって、でも、誰もやり方がわからない時は、みんな一緒にアイデアを出し合うのが、また面白い。子どもの遊び場だから、自分も子どもみたいに遊べるのはある。例えば、プレーリーダーの手伝いのために木にも登る。でも、それは半分は手伝いで、半分は自分が木に登りたかったー(笑)。ここじゃないと、なかなかできないこと。

もう1つの、よくここに来る理由は、きれいな設備が整っていても、そこにいろんなルールがあると、親としてずっとダメを言わなきゃいけないんだけど、ここだったらダメを言わなくて済む。これは、親の精神的な面で大きい。たき火があるのも魅力。子どもの頃から、キャンプや家の裏でたき火をよくやってたから、たき火には馴染みがあるので、囲んで座っているだけで、自分自身が回復するっていうか…。話をしなくても周りの人とつながってる感じもいい。

母の声(子どもの年齢…小学5年生、小学1年生、年少、0歳)

上の子が1歳になった時からプレーパークに来ています。その後、育休が開けて仕事に復帰して、2人目3人目を産んでという間も、ずっと来続けています。子どもが4人いるので、家の中でギャーギャーワーワーしていると、「うるさい!!」と言っちゃうこともある。でも、プレーパ−クなら、子どもが大きな声で叫んでいても、元気でいいなーといいように思える。子どもたちはそれぞれ、自分でやりたいことと、一緒にやる人を見つけてよく遊んでいます。下の子ができないことを上の子が助けたり、もっと楽しくするために協力し合ったり。本当にありがたい場所です。プレーパークに早く行くために、宿題は短い時間で終わらせるし、家のことも協力してやってくれています。

光が丘のプレーパークは、土日だけの開催だけれど、通っていたら遊び力がつくと思います。習い事に週1回1時間行かせていれば、ピアノが弾けるようになるのと同じ??なのかな。うちの子たちは、プレーパークに来たら1日帰らないから、1日中自然体験学習に通わせているということか(笑)。コロナで学校がお休みで、公園の遊具すら触れない頃も、うちの子たちは、精神的にそれほど大きなダメージを受けなかった。家の近くの狭い路地でも、バッタ1匹でも、楽しく遊べちゃう力があるから。子どもにとって遊ぶ力って、強いなって思います。

コロナ禍で運動会や移動教室も中止になって、子どもにもかなりの変化ですよね…。だから尚更、プレーパークは大事。遊ぶことの効果実証って難しいのかもしれないけれど、少なくともウチの子たちは、朝、家を出る時の顔と、プレーパークで遊んで帰ってきた時の顔は、違うんですよ。この積み重ねは、絶対にいい!って思っています。

父の声(子ども年齢…高校3年生、中学2年生、小学2年生)

上の子が2歳から遊びに来ていて、途中からはボランティアも。長く関わっているのは、必要とされてるのが嬉しいっていうのが、まずはあるかな。今回は木工イベントを担当してるけれども、趣味の力を発揮できる場があって、それが地域の子どもたちのためになるっていうのは、嬉しいよね。あと、プレーパークに集まってくる大人が、ポジティブで前向きなのがいい。誰かに任せっきりじゃなくて、自分達でなんかやっていこうっていう、プレーパークの精神が好き。で、そういう人たちと一緒に何か作っていくっていうのが楽しい。楽しくなかったら、続かない。我が家は、大人も子どもも、プレーパークにそれぞれ自分の好きなことをやりに来ていた。共働きだからね、ここなくしては、我が家の週末の子育ては成立しなかったのかなーて思うよ。

今はもう3男しか親と一緒にプレーパークには来ないけれど、上の高校生も中学生も、昼飯だけプレーパークに食いに来るなんてこともある。子ども達にとっては、プレーパークでいろんな年齢の子と、いろんな関わり合いをするのはよかったと思う。学校や学童では、難しいから。あと、学校とは違うコミュニティを持っているのも、強いと思う

子どもたちの声も聴いてみました

小学4年生

子ども

プレーパークには遊具はないけど、例えばここでは、ブルーシートは「敷く物」って決まっていないから、木の上の基地を作る時にも使ったりできる。道具類にそういう、使い方の決まりとかないのがいい。

聴き手

道具の使い方が、自由っていいよね。

子ども

あと、プレーリーダーに遊びたいこと言うと、「それいいね、やろう」って言ってくれる。地面にどこにでも穴を掘ってもいいし、木がいっぱいあって木登りできたりするし、ケガした時にプレーリーダ−に言うと、すぐに応急処置をしてくれる。

聴き手

さっき、水かけを一緒にしていたのは、同じ学校の子?

子ども

ううん。プレーパークで会うと遊ぶ子たち。

聴き手

違う学校の子とでも遊ぶんだね。

子ども

ここだったら、誰とでも友だちになれるから。なろうとしたらね。

聴き手

なぜだろう?

子ども

みんな優しいから。何でもありだから。何してもいいし、自分の好みでなんでもできるから。

聴き手

自分が遊ぼうかなと思ったら、遊べる感じなんだね。

子ども

うん。

小学5年生

子ども

ウオータースライダーが楽しかった。
ウォータースライダーは、みんながやるって言ったら、作れるんだよ。

聴き手

楽しそうだね。他には何が楽しい?

子ども

プレーリーダーが、新しい子が来たら、「おっ、新しい子じゃん!」とか、「水道こっちだよ」とか教えてくれたり、「水遊びしよー」「ちょっと手伝って」とか、子どもだからとかがない。

聴き手

子ども扱いされてないって感じ?

子ども

そうそう。親にも、プレーリーダーみたいになってほしいよね。水かけも楽しい。

聴き手

普通の公園ででもできるでしょ?水かけ。

子ども

うーん。プレーパークなら、大人にかけても、周りの人にパシャってちょっとかかっても、「じゃあ一緒にやろう!」ってなるけど、普通の公園で人に水かかったら、「何だよ!」ってなる。

聴き手

そうか、周りに気を使って遊ばなくていいんだね。

子ども

うん。

聴き手

プレーリーダーと先生って、違う?

子ども

先生は勘違いしても、ごめんねって言わない。でも、プレーリーダーは、ちゃんとごめんねって言う!というか、プレーリーダーは、初めて会った時から普通に話せた。

小学5年生

子ども

1歳からプレーパークに来ている。めっちゃ泥だらけになったり、大きな水溜りで泳いだりしたことは、今でも覚えている。今でもプレーパークで、泥だらけや水浸しや木登りするよ。木の上は夏でも涼しいし。

聴き手

1人で登るの?

子ども

1人でも友だちとも。友だちとは、木の上に基地?ツリーハウスを作る。ブルーシートを木のまっすぐになってる所に被せて屋根にして、マットみたいなのを敷いたりして。

聴き手

ツリーハウス楽しそうだね。他にはどんなことをする?

子ども

1人で来た時は、ちびっこの面倒を見たり、プレーリーダーとも遊ぶし、大学生とも遊ぶし、他の学校だけど、いつも来ている同じ5年の友だちもいるし。

聴き手

他の公園にも1人で遊びに行って、小さい子や他の学校の子と遊ぶ?

子ども

遊ばない。暑いから鬼ごっこより水かけをしたい。でも、普通の公園じゃあ水かけできないし、プレーパークに来ない子とはしない。プレーパークの友だちなら、水かけだけじゃなくて、泥遊びもするし、木登りもするし、ツリーハウスもやる。草木染めとか、ウォータースライダーとか、冬はキャンドルもやる。プレーパークはつまんないってことがない。

聴き手

「こども商店街」はお店を出していたね。

子ども

小物屋さんで、いろんなものを作って売った。あと、お店を建てる時に2階建てにして、その上でお昼ご飯を食べるのに憧れてて、で、それは叶ったんだけど、2回くらい乗ったり降りたりしてたら、崩れちゃって!滑り台みたいになった。でも、それが結構面白かった。

聴き手

ハプニングも面白かったんだ。

子ども

めちゃくちゃスリルのある滑り台。今年も「こども商店街」あるかなー。2階建やりたいなー。

聴き手

プレーパークって、どんな場所だと思う?

子ども

他の小学校の子たちとも遊べるし、大人たちは、あれダメ、これダメみたいに言わない。最低限のルールは守るけど、やりたいことを基本的にやらせてくれる。だから、普通の公園とかではできないこともできる感じ。あと、ちっちゃな頃から来てるから、大人とも仲良くなっちゃっているところ。飽きないところ。

聴き手

じゃあ、プレーリーダーってどんな人?

子ども

手加減しないで、ガチに一緒に遊ぶ人。子どもだからという感じじゃなくて。

聴き手

受験勉強しているんだよね?でも、来ているね。

子ども

勉強で疲れてたりしても、すごい遊んで、ストレス発散すると、あとは勉強頑張ろうっていう気になれるから。メリハリがついていいと思う。うーん、プレーパークで遊ぶために、勉強集中してやんないとっていう気にもなるし。だから、集中できるのもあると思う。

小学3年生・小学1年生・小学1年生の3人

聴き手

プレーパークのいいところは何で
すか?

子どもA

自由に遊べる。
道具があって、自由に使える。

子どもB

スケボーがある!(他の2人頷く)

子どもC

ウオータースライダー!
ピンクのマットみたいなやつがある。

聴き手

バスマットね。なぜ好きなの?

子どもC

でっかい水たまりができた時に、上に安定する木を乗せて、それで船にする。オレが発明した!

聴き手

バスマットが船になるんだ!

子どもC

それで、こうやってオールで漕いで行く。
あれは楽しかった。(他の2人頷く)

子どもA

あと、「こども商店街」がある。

子どもB

鬼ごっこ。片付けの前に、みんなでする鬼ごっこが好き。いっぱいでするからいい。

聴き手

プレーパークには、知らない子もいるでしょ?それはどう?

子どもB

うん、知らない子でも友だちになる。

聴き手

へぇー。初めて会った子とか、ちょっと緊張したり、やだなって思ったりしない?

子どもA

しない。(他の1人も頷く)
木登りも、虫捕りも、かくれんぼも好き。

聴き手

虫捕りって、どんな虫とるの?

子どもA

セミとか、カマキリ。オオカマ、昨日見つけたよ。バッタとかもいる。

聴き手

虫を見つけたらどうするの?

子どもB

観察したり、お父さんたちが飼っていいって言ったら飼う。

聴き手

これから、プレーパークでしたいことは何?

子どもC

池遊び、鬼ごっこ大会。

中学2年生

子ども

すんごい昔っからプレーパークに来てて、多分、1・2歳くらいの時から…。自分だけで来だしたのは、4年生くらいからな。小学生の頃、プレーパークが楽しかったのは、火とか使えるし、木に登れるし、普通の公園と全然違って、いろいろ自由にできるところ。今はね、中学の友だちとはやらないような事をしたい時に、時々くる。木工で何か作ってみたりとかね。あと、学校の友だちと集まるとゲームするけど、プレーパークじゃゲームしないで体動かすし。プレーリーダーとだらだら話したりとか、他はあと何だろな。

聴き手

その時間って、楽しい時間?癒される時間?

子ども

楽しい時間。あ、最近は虫が出て来たから、虫捕りとかもするよ。小学校の頃は「樹液に集まっていないから、虫はいない」なんて思っていたけれど、今は、虫が潜みそうな所、例えば木の割れ目とかまで見て、ガッツリ捕る(笑)。

聴き手

そういう虫捕りしている時、小学生はくっついてくる?

子ども

くる。邪魔。騒がれて虫がどっか行ったら困るし、虫をつぶしそうになって、「あああーーー!」って(笑)。だから、本気の時にはチビが混じってこないように考える。気付かれないようにやるとかさ。家の弟もそうだから。

聴き手

プレーリーダーとの関係っていうのはどんな感じ?例えば先生との違いは?

子ども

先生とプレーリーダの違いは距離感。プレーリーダーは近い。先生だと「これこれこうだよね」っていう映画とかの話だとか、「こういうことあんだよ」みたいな話とか、こっちが教える話はしないけど…、プレーリーダーは、教えることもあるし、教えられることもある。

聴き手

プレーリーダーと親との違いは何?

子ども

やっぱり距離。プレーリーダーは、楽しいことを一緒にやる奴ら。

聴き手

最後に、プレーパークって君にとってどんな存在?

子ども

なんだろうな。自分の好きなところを伸ばせるし、誰かと関わって成長できる場所だと思う。

中学1年生

子ども

小学生の頃からプレーパークに来ていて、今はコロナで、暇だから来た。小学校の時は、他の学校の友だちと遊ぶのが楽しかった。学校の行事とかは、女子が仕切るけど、プレーパークの「こども商店街」は、俺らが仕切れた。いろいろ自由にできるし、みんな仲良いし。自分で地図とかも作った。あれ、今思えば、もっと違うやり方もできたなー。とにかく、木材使って店を建てるところからできるのは、プレーパークだけだよね。やったことがあるヤツとないヤツの差は、結構デカい。どこにどんな木材を選んだらいいとか、ふつうはわからないでしょ。

聴き手

君にとって、プレーパークって、どんな存在?

子ども

え、難しい。うーん。辛い事とかあったら来るな。雰囲気がいい。まぁ、居心地がいいってことかな。

聴き手

プレーリーダーってどんな人だと思う?

子ども

判断力がある。あとは、話しやすい。学校の先生は真面目。相談しにくいっていうか。プレーリーダーは話しやすい。あとは、観察力がある。ほら、遊びながら、ケガが起きないようにとかしなきゃいけないし(笑)。すごよねー、こんなに広いところで、こんなにたくさんの人が遊びに来ている場所の安全管理しているんだから。