#0123やってくれたね ハッシュタグ投稿写真 解説&あそびの処方箋

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は、もうチェックしていただけましたか!?
ハッシュタグ企画が2つあるうち、
「#0123やってくれたね」は、実は続きがあります。

投稿をいただいたお子さんの写真から、
≪注目すべき体の使い方と、ほかにもこんな遊び!の一例≫
を、理学療法士の中原規予さんに解説していただきます♪

今回の1枚はこちら。

走り出したばかりのこの企画、今回はこれ、スタッフの子どもです(笑)。
当時1歳5カ月。持ち手の回りに灯油ついてるから、触ってほしくないけど、灯油を使用して軽くなると、必ず持ち運んで遊んでました。指しゃぶりもしてたから、もうハラハラで…(さすがにこの後は手を洗っていましたよ)。


理学療法士の中原さん(以下、中原)
「大人が運んでいるのを見たからか、持ち手が丁度いい高さだからか、興味を持ったんだね。片手で重いものを持つことはバランスも取りにくく大変な作業です。大変だけど、遊びたい、役に立ちたいという気持ちがあると頑張れます。
 また、汚いとか危ない事が気になる時は、これは(どのように)危険だから遊びで使って欲しくない(持って欲しくない)んだと丁寧に伝えてみてね。」

スタッフ
「なるほど、そういえば公園で大きい木の枝とかも、よく運んでました。」

中原 
「遊びの中でやりたいと思った時でないと、やらない動きです。遊びの中でもバケツやジョウロなど大きくて重いものを運んでみよう。持ち上げ続ける腕も大変だけど、転ばないように運ぶ時に、踏ん張る力が身につきます。
 また、傾け過ぎないように気をつけて運ぶことで手と目の協調性も身につきます。やったことのない動きにチャレンジしてみましょう。」
   
スタッフ
「はい、質問です!踏んばる力は、つくのとつかないのとでは、どう違うのですか?」

中原
「踏ん張る力は、強く力を入れるだけではなく、力の入れ具合の加減の練習になります。また、大きな物を運ぶことで、バランスが傾くのを保とうと工夫することにつながります。」

スタッフ
「無意識のうちに力加減やバランスの練習…ということは、転びにくい体に育つことになるのですか?」

中原
「そうですね。転びにくい体を作るための要素、と考えてもらえると良いかと思います。」

スタッフ
「家の中だと狭いから、つい危ないな〜とか、汚いな〜と制止したくなっちゃうけれど、外の広い場所で、違うものなら好きなだけどうぞ!ですね^ ^ 転びにくくなるのは、親としても助かるし!
…でも、買い物の荷物は運ばなかったくせになあ(笑)」

中原
「買い物の荷物と違い、遊びで大きい木を運ぶのは、自分が決めたから。手や口を出さず、お子さんに任せる事ができたら、買い物の荷物も運んでくれると思います。中のものを心配すると、なかなかそこまで任せられないという大人の都合で子どもはそこに興味を持たなくなりますから。」

スタッフ
「あはは、子どもに大人の思惑をすっかり感じ取られてる(笑)自分で決めて自分で行動できる。そんなシチュエーションをいかに作るか、というところがポイントかもしれませんね!ありがとうございました!」

いかがでしたか?
そういうことあるある!というご家庭も多いのでは…。
大人が見たら不思議でしかない子どもの行動。
実は無意識に育ちに繋がっているのですね。

このコーナーでは、お子さんの思いもよらない行動の写真を大募集しています。
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お話を伺った専門家:中原規予さん

社会人経験を経て理学療法士に。総合病院に勤務していたが、
出産を機に非常勤となる。発達センターや訪問リハビリテーションなど
療育施設に勤務する。その傍ら、子ども家庭支援センターや子育て支援
施設で子どもの成長発達に関する親子講座を開催している。

所属:日本理学療法士協会・行動発達研究会