play tank

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メンバーインタビュー(玉置)

  • 氏名
    玉置敦子(たまおき あつこ)
  • 職種
    子育て支援者
  • 入社年:
    2020年
目次

Q1 PLAYTANKで働き始めた経緯は?

だいぶ昔の話ですが、私が子育てをしていた”まち”には、出来たてのプレーパークがあり、子どもとふらりと行っては、せっせとあそぶ子の様子を眺めたり、自分もとことん水遊びしたり、あそぼうパンを作ったり……大人も子どもも我慢しない、1日を遊び倒せる場所として利用していました。

「初めて触る子どもが、わが子」という、とんでもない子育て初心者だったのに、プレーパークやそこにいた仲間との出会いがきっかけで、家庭で子どもを育てる方の役に立ちたいと思うようになり、第3子が幼稚園に入るタイミングで保育士資格を取得しました。それまでの事務の仕事から一転、乳児保育の現場に携わり始めることに。

ところがその数年後、とあるひろばで職員をしていた時のこと。わんぱく君の保護者さんに「お外あそびがラクでいいよ!」とは簡単に言えないほど、公園に親子の姿がないまちの状況を知り、危機感を感じました。…みんなどこで遊んでいるの?PLAYTANKを知ったのは、そんなもやもやを抱えていた頃でした。
練馬が居住地から少し遠くて、転職活動をするまでPLAYTANKを知らなかったのですが、やっていることの中身を知れば知るほど深く、赤ちゃんの育ちとお外あそびが好きな私にピッタリ…えいやっ!と転職を決めました。

Q2 今の仕事で、やりがいを感じていることは?

赤ちゃん親子が集まる子育てひろば『小竹プレパひろば』が職場です。赤ちゃんたちが好きな遊び道具を用意したり、保護者の皆さんが居心地のよい環境を整えたり、アナウンスボードを描いたりと…子育て支援は表舞台に出ない裏方のような地味な仕事です。また、子どもが飛び級するように育つ魔法のような術はないですし、保護者の方の悩みを一発解決!のようなことはできません。しかし、これは何?触ってみたい!舐めてみたい!動きたい!という、体の奥から湧き出るような欲求を満たした時に赤ちゃんが幸せそうだったり、そんな赤ちゃんの姿を保護者の方と一緒に喜んだり笑ったりができる瞬間が、私には何よりのご褒美で、この仕事の醍醐味だと思っています。

また、立ち上げて2年目の『小竹プレパひろば』は、まだまだ発展途上ですが、少しずつ地域の方にも、赤ちゃん親子の居場所として気にかけていただいていると感じることが増えてきました。おもちゃを先輩ママからいただいたり、みんなで公園にお散歩に出れば、ご近所さんから声をかけていただいたり。子育て家庭同士のみならず、地域と子育て家庭のつながりを感じられる出来事があると、ひろばに味方が増えていくようで、やりがいを感じます。

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Q3 これから、どんなことに取り組んでいきたい?

 「お外ひろば」という企画が進行中です。「お外ひろば」はお天気がよい日、一時預かりの子とスタッフや、ひろばに来室する親子が「ちょっと外で遊んでくるね」と気軽にご近所公園へでかけます。外あそびの良さはここで語るまでもありませんが、おむつ替えや着替え、急な雨、お腹が空いたらすぐにひろばに戻って来られるので、室内とお外のいいとこどりができるのです。特にいいなーと思うのは、外あそびから帰ってきたみんなの顔がホクホクしていること!心が解放されるのでしょうか。
小さなころからお外あそびに親しんで育った赤ちゃんたちは、いずれ幼児・小学生になっても、外で遊ぶ子に育っていくものだと実感しています。また、地域の公園で一緒に遊び、ご近所さん同士が繋がると、街はおのずと活気づき、数年後には「ウチの子もあの公園で遊んだなあ」という心強い先輩パパママが増えて、より子育てがしやすい街になるはず。
子育てを始めて間もないご家庭に直接アプローチできるこの貴重な時期に、身近な場所で外あそびをしていくことは、赤ちゃんが育ちあう環境と、地域の方に見守ってもらえる“まち”づくりの、両方ができる…!これなら、日本中どこでもできるロールモデルになり得る…そう思って、『プレパひろば』で二兎を追います!

Q4 PLAYTANKのここが自慢

これは自信をもって!人が自慢です!スタッフは今まで働いたどの職場よりも、仲間を尊重し、あたたかく、行動力にあふれる人ばかり。そして、プレパひろばに遊びに来てくれる保護者の方たちも、よりよい「ひろば」にするために一緒に考えてくれたり、アイデアを出してくれたり…自慢の仲間です。仕事をしていれば当然うまくいかない事も、へこむこともありますが、よし頑張ろう!と思わせてくれる仲間に囲まれていると感じます。