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【長期インターン募集】子どもと遊んで・感じて・考えて・知る。インクルーシブな冒険遊び場と学童保育で、「プレーリーダー」を体験してみませんか?

教員、保育士、学童指導員、プレーリーダー等への就職や転職を考えている学生、社会人の方

子どもと関わる仕事には、勉強を教える「先生」や、スポーツクラブ・学童保育などの「指導者」が多いと思います。しかし、子どもは、教えられている・指導されている、つまり、子どもの力を評価したり伸ばそうとする大人と一緒にいる時と、子どもだけで自由に遊んでいる時とでは、見せる顔が違います。

PLAYTANKの学童保育と冒険遊び場のスタッフは「プレーリーダー」と呼ばれています。
「プレーリーダー」は子どもと、教える人・教えられる人、指導する人・指導される人、
というような上下関係ではなくて、子どもと一緒に遊びながら仲間になる
「斜めの関係」 になります。
だから、
子どもが見ている世界や子どもが求めていることがわかります。
子どもの気持ちに寄り添い、子どもに慕われます。
ケンカやトラブルを、子どもが成長する機会にできます。
発達凸凹がある子や不登校の子も、楽しく!遊んでいるインクルーシブな場をつくります。

将来、子どもが育つ施設での専門職になりたい(教師、学童指導員、保育士等)、子どもに関わる政策立案や子どものためになる事業に関わりたい、と考えている方には、ぜひ一度子どもと”斜めの関係” になる体験をしていただきたいです。

忘れていた…自分の子どもの頃の気持ちや感覚を思い出せることはもちろん、「子どもたち」という総称ではなく、一人ひとり違う「人」として、子どもが放つエネルギーと輝く個性を感じることは、大人社会の常識やあなた自身の価値観を、揺さぶると思うので。

“おとなは、だれも、はじめは子どもだった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。
『星の王子さま』アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(著)、河野万里子(訳)、新潮社 


将来、子ども関係の専門職になりたい(教師、学童指導員、保育士等)、子どもに関わる政策立案や事業に関わりたいと考えている学生さんは、社会人になる前に! 現在、子どもの関係の仕事への転職を考えている方は、働きだす前に!
子どもと「斜めの関係」になることを体験してほしい…という想いで、このインターン募集をしています。

「子どもたち」という総称ではなく、一人ひとりが違う「人」として、子どもが放つエネルギーと輝く個性を感じることは、大人社会の常識やあなた自身の価値観を揺さぶるはずです。

 インターンを募集しているのは、冒険あそび場『練馬区立こどもの森』と学童保育『あそびーむ』

インターンをする場所は、都会の住宅街の中にある、農家の屋敷森跡を活用した公立の冒険遊び場『練馬区立こどもの森』と、毎日『練馬区立こどもの森」で遊ぶ『学童保育あそびーむ』です。

冒険遊び場は、プレーパークとも呼ばれていて、乳幼児から小学生、中高生、保護者、地域在住の方々、だれでも無料で利用できる、日常的な地域の遊び場です。プログラムもや禁止事項はありません。、子どもたちは、バケツ、ロープ、スコップ、木工道具などの道具類や、木、坂、水、落ち葉、木ノ実、火、風などの自然を使って、穴掘り・木登り・たき火、秘密基地づくり等、「やりたい!」ことを自由に楽しんでいます。

大切にしているのは、「自分の責任で自由に遊ぶ」というスローガンに込められた思いの実現、子どもの主体性と生きる力が育つこと。そして、地域の大人が地域の子どもの育ちを見守る、子どもをまんなかに人と人がつながる「地域のコミュニティ拠点」になること。冒険遊び場は、不登校や発達凸凹がある子も多数集まる、子育て困難やストレスを抱えた保護者もホッとできる、インクルーシブだからこその「みんなの居場所」です。

以下のインターン募集記事には「冒険遊び場」で遊ぶ子どたちのショート動画もご紹介します。
※動画には、学童保育あそびーむに通っている子どもたちも登場しています。

PLAYTANKのインターンで得られること

子どもの見え方や、子どもとの関り方が変わる!?

インターンのみなさんには、冒険遊び場では閉園後に、学童保育では子どもが全員帰宅した後に、プレーリーダーと子どもたちの様子や自分の子どもとの関わり方について考える「振り返り」をしていただきます。「振り返り」は反省会とは違います。自分自身の感じ方や考えを整理したり、今までにはなかった視点を手に入れることができるチャンスです。

特に、プレーリーダーの子どものへの関わり方、保護者や様々な世代や属性の方々との関わり方のスタンスは、将来子どもに関わる職業につきたい人、市民活動や自治体事業に興味がある人には、ぜひ触れていただきたいです。

  • 子どもと向き合い、深く知ることができる。
  • 「教える、指導する」ではない、、子どもと関わり方を体験できる。
  • 子どもは自分で伸びる力を持っていると、心から思えるよになる。
  • 今での経験で、大人の子どもに関わるスタンスに違和感を感じていた理由が明確になる。

社会課題の解決を本気で狙う、熱いNPOの心意気に触れる

PLAYTANKのプレーリーダーは、様々な職種から子どもの育つ環境の課題に気づいた人が集まって、子どもが外で遊んで育つ!意義や必要性を広めていこうとがんばっています。
大切にしているのは、磋琢磨しながら学び合う関係性、「いいこと思いついた!」で変わる柔軟、一人ひとりの力を最大限に活かす人材配置、「みんなで力を合わせればできる!」3人寄ればの文殊の知恵です。

インターンの方にも、PLAYTANKメンバーの一員になってもらいたいので、希望があれば、プレーリーダーたちの会議や研修への参加、プレイカーが出動するイベント会場でのお仕事、新プロジェクトの手伝い等、様々な活動も体験できます。
そしてインターン終了時=卒業時は、あなたのための卒業証書が子どもたちからもらえる?!

  • 教育、保育、子どもについて、熱く話せる「仲間」ができる。
  • 子どもが育つ環境の課題に気づく。
  • 自分にできることを、やろう。やりたいと思う。

こんな方におすすめ!歓迎!

  • 「子どもの頃に、外でたくさん遊んだ」「子どもと一緒に走り回る体力に自信がある」「冒険遊びにワクワクする!」等、外遊びが好きなアクティブな方歓迎!
  • 子どもに関わる仕事(教師・保育士・学童・児童館指導員・プレーリーダー等)を志している方、自分に子どもの関わる仕事をする適性があるか?を試してみたいという方にもおすすめです。
  • 市民活動(ボランティア活動)や自治体事業に興味があり、子どもの健全な成育環境や子どもが暮らす「まち」の在り方について、教育や学びの本質について、実践を通して考えたいという方も歓迎です。
    (卒論や論文等のフィールド調査協力もできます。ご相談ください。)

インターン概要と応募

以下の応募フォームに必要事項を記入してご応募ください。近日中に、担当者からご連絡いたします。

インターン」の頻度と期間は、どのくらいですか?

頻度は、月2回から週3日程度まで、ご都合に合わせて、ご相談のうえ決定いたします。平日の放課後時間だけ、または、土日祝日だけでもOKです。
期間は、子どもたちと「斜めの関係」になるためには、3ケ月以上の継続をお願いします。ご事情により短期の場合はご相談ください。2年、3年の長期インターンも大歓迎です!

インターン」の参加が決定するまでの流れは?

応募フォームよりご応募いただいた方には、後日ご希望の現場にお越しいただき、実際に現場を1日体験していただきます。
その際に、ご希望の頻度や期間について、具体的に伺います。両者ともに条件が合うようでしたら、インターン登録となります。

インターン」の条件と時給を教えてください。

インターンに参加いただく方には、謝金をお支払いするかボランティアか、どちらかを選んでいただきます。
(職場の規定により副業NGの方はボランティアをお勧めします)
謝金は、時給で1,150円~1,250円(交通費等込)です。

インターン時間は、以下の通りです。
●小学校のある平日 13時半~18時半 
(※ただし、開始時間は、授業等に都合があれば相談に応じます。終了時間は、状況により~19時半までになることもあります。)
●休日、長期休み期間 
『練馬区立こどもの森』9時~18時(昼休憩1時間)
『学童保育あそびーむ』8時~19時半 シフト制により実働8時間まで。

インターン経験者は、どんな進路を選んでいますか

小学校の教師、保育園の保育士、療育施設のスタッフ、大学院への進学、自治体職員(公務員)、ソーシャル系のメディア会社への就職等、進路は様々です。中には、冒険遊び場で働くプレーリーダーになった人もいます。
ちなみにPLAYTANKのプレーリーダ―には、インターン経験者の新卒採用が2人、中途採用が1人いました。
(中途採用は、学生時代のインターン終了後、公立小学校の教師を経てからのPLAYTANKへの転職です。)

インターンをしながら、卒論や研究はできますか?

できます。データ集めやヒアリング等が必要な場合はサポートします。

長期インターン参加者へのインタビュー

 遊び場の中なので、子どもだから、大人だからとかじゃなくて、1人の人間同士として普段通りの自分で子どもと関わるようになりました。そっちの方が、先生のような役割を演じるよりも、子どもから僕という人を知ってもらえると感じています。

子どもが「やりたい!」と思うことをその手で実現している(遊んでいる)姿は生き生きとして見えました。自分も子どもと一緒に思いっきり遊んで、やりたいことをやっているときにはワクワクします! やりたい!ことをやれるって大事なんだと気づきました。 

現場での子どもたちとの時間ももちろん充実していましたが、それとともに私が印象に残っているのは振り返りの時間です。あそび場で子ども達が何を考え、どう思い、何をしたかったのかをとことん考える、プレーリーダーたちの視点はとても勉強になりました。