ABOUT US

目次

社会課題と目指すこと

子ども同士が育ち合う “主体的な学び” の機会が減っています。

ひと昔前、外では小さい子も大きい子も一緒に遊ぶことが当たり前でした。特別な遊具がなくても、土、木、草、石、水、火、斜面、風、虫、小さな生き物など、身近な自然を自由自在に使って、ケンカや仲直りをしながら、腹時計がなる日暮れ時まで遊んでいました。そして、「また明日も遊ぼうね!」と手を振り合う笑顔は、楽しかった今日の充足感と、明日という未来へのワクワ感に溢れていました。

遊びは、子どもの「やりたい!」から始まる “主体的な学び” の機会です。

子どもは、 やりたい!ことなら、誰かに教わらなくても、挑戦、発見、探求、試行錯誤、発想の転換、失敗を繰り返すことも、楽しんでいます。小さい子は大きい子を見て、真似をしながら、やり方やコツを習得していきます。遊びは、子どもが主体的に様々な体験を積み重ね、いつのまにか豊かな経験値が育つ、”主体的な学び” の機会です。

今、日本の多くの “まち”で、外で遊んでいる子どもたちの姿を見かけません

「外遊び離れ」の原因には、空間・仲間・時間という3つの「間」が、子どもの日常生活の中に揃わないことがあります。つまり、地域社会の喪失、子育て家庭の孤立化、治安の悪化、少子化、塾や習い事の低年齢化、交通量の増大、ゲームやYouTubeの蔓延等という社会状況の変化が、子どもの日常から3つの「間」を奪いました。
「外遊び離れ」は、子ども個人や子育ての問題ではなく、社会の課題です。
しかし、虐待防止、ワンオペNG、待機児童対策、貧困等に比べて、「外遊び離れ」を社会課題だと認識している人は多くありません。

外遊びで育つ経験値は「未来を創る力」になります。

文科省やOECDは、社会構造や人の価値観から未だかつてないレベルで変わる21世紀の社会で求められる力、また、社会がどんなに変わったとしても人として大切にしてほしい素養や能力を、「10の姿」「非認知能力」「生きる力」等と呼んでいます。これらは、子どもが 主体的な学び”を積み重ねることにより培われていく経験値です。
PLAYTANKは、子どもが 身近な人や自然と関わりながら、様々な体験を積み重ねる「外遊び」で育つ経験値を 「未来を創る力」と呼ぶことにしました。

「外遊び」は、大人が指導をする運動や自然体験のプログラム等とは違い、子ども同士の遊びの世界で繰り広げられます。「外遊び」は、経済的な格差や家庭環境に関係なく全ての子どもに保障される、「未来を創る力」が育つ “主体的な学び” の機会です。

PLAYTANKのあゆみと目指すこと

PLAYTANKは、小学生の外遊び離れを心配した地域住民が、子どもたちが思い切り外遊びができる「冒険遊び場・プレーパーク」活動を始めたことで立ち上がったNPOです。ところが活動続ける中で、乳幼児期からの外遊び体験の乏しさが、小学生の「外遊び離れ」の原因の1つだと気づきました。そこで、乳幼児の外遊びを促す子育て支援にも取り組むことにして、他には例のない「外遊び型子育てのひろば」や「おやこ森のようちえん」を事業化しました。

また、外遊び体験が乏しい小学生へのアプローチには、様々なカタチの「あそび場」と外遊びができる機会が増えることが必要だと考えました。そこで、小学校の校庭にプレーリーダーを派遣する「校庭プレーパーク」、町内会や地域の市民団体と連携して世代を超えて楽しむ「まちのプレーパーク」、畑と果樹園のある屋敷森跡地が公共の公園になった冒険遊び場『練馬区立こどもの森』等、新しいカタチの「あそび場」を事業化してきました。また、毎日冒険遊び場で遊ぶ理想的な「学童保育」の運営も始めました。

こうして約18年間、東京のベットタウン練馬区で、乳幼児期から学童期の子どもの「未来を創る力」が育つために、いくつも「あそび場」を事業化して補助金や委託事業として運営をしてきました。そしてこの何年間かは、外遊び講座や外遊び企画への講師・プレーリーダーの派遣、他の自治体や市民団体の「あそび場」づくりへのコンサルティング、園庭遊び盛り上げる職員研修等のご依頼を頂くことが増える中、子どもが暮らす全ての “まち” へ、「未来を創る力」が育つ外遊びが広がっていくためにできることは何だろう?と考えるようになりました。

PLAYTANK=あそぶ(PLAY)×シンクタンク(THINK TANK)として、新たなステージへ

2019年、団体名を『PLAYTANK(プレイタンク)』に変えました。 PLAYTANKは、PLAY(あそぶ)+THINK TANK(シンクタンク)の造語です。
PLAYTANKは、 PLAYFIELD事業(あそび場づくりと運営)、PLAYQUEST事業(あそぶを探求)、PLAYLEARN事業(あそぶを学ぶ) の3つの事業を柱に、大人がアクションを始めるキッカケや機会を提供するプラットフォーム「あそぶ×シンクタンク」になりたいという思いを込めています。

目指しているのは、子どもが暮らす全ての”まち”に「あそび場」が広がり、
「未来を創る力」が育つ外遊びが、”まち” のどこででも!できるになること。

PLAYTANKが運営している「あそび場」はどこでも、保護者の方、地域の方、地域の施設職員の方、研究者、企業の方等の様々な想いや知見や力が集まります。自治体の協力もあります。これは、活き活きと遊ぶ子どもの姿が、大人の心を動かすからでしょう。PLYTANKの役割は、大人のみなさんの想いや力が集まるコーディネートやファシリテートをすることです。

「あそび場」づくりと運営には、大人たちの様々な力が必要です。
「あそび場」づくりは、大人が子どもの「未来を創る力」が育つ成育環境をつくるアクションです。
「あそび場」は、全ての子どもが、遊んで育つ権利を保障します。

PLAYTANKは、子どもが暮らす全ての ”まち”に「あそび場」が広がり、「未来を創る力」が育つ外遊びが、”まち” のどこででも!できるになることを目指しています。

合言葉は、JOIN US!

PLAYTANKは、「あそび場」で遊んで育つ子どもたちの姿、「あそび場」で起こる、楽しくて、温かく、素敵なエピソード、そして、「あそび場」を運営しながら蓄えてきた実践的な知見を、写真、動画、コラム、書籍、様々なプログラムの推進、講座、ゼミナール等を通して「発信」することで、大人のみなさんのアクションを呼びかけていきます。合言葉は、 JOIN US! みんなで一緒に、やりましょう!

JOIN US!

アクションしてくださる方を募集しています。

あなたの想い、特技、経験値、知見を、子どもたちの「未来を創る力」が育つ外遊びが “まち”に広がるためにつかってください。
アクションの方法には、「プロジェクト」に参加したり企画をしたりする、「採用募集に応募」してPLAYTANKのメンバーになって働く、「インターン・プロボノ」としてボランティアをする、3つがあります。週末の数時間だけ動けるよ!等、関わり方の詳細についても、お気軽にご相談くだ

メンバー紹介

しなやかに強い思いを心に秘める、PLAYTANKで働くメンバーを紹介します 。

代表メッセージ

私がプレーパークを始めた理由は、小学校1年生になった我が子が、友達とスケジュールが合わず習い事までのコマ切れ時間しか遊べない、秘密基地をつくりたくても近所に場所がない、そして、公園のブランコに座って友達とゲームをすることを「外遊び」と呼ぶようになったからです。そして、ボランティアで始めた市民活動をNPO法人にしたのは、我が家の子育ての課題だと思っていたことが、”まち”の課題、日本中の子どもの育ちを阻害する社会の課題だと気づいたからです。去年、孫が生まれました。しかし、日本の子どもたちの「外遊び離れ」は進む一方です。

私は、我が子の世代が子どものうちに、この社会課題を解決することができませんでした。悔しいです。とはいえ、PLAYTANKが運営している「あそび場」で遊ぶ子どもたちには、確実に「未来を創る力」が育っています。そこで、PLAYTANKが運営する「あそび場」から発信することで、たくさんの大人たちに動いてもらおう!作戦を開始します。(2019年、団体名をPLAYTANKに変えたのはこの作戦のため)私一人の力は小さくても、みんなの想いと力が集まれば、きっとできると信じています。
趣味は、冷蔵庫の中の余った材料で、美味しい食事をつくること。状況に合わせて、臨機応変に対応していくことは得意です。好きな言葉は「未来は自分で創る」。座右の銘「為せば成る」。孫が子どものうちに、ミッション実現を目指します。

プロフィール
中川奈緒美
1965年生まれ。立教大学卒。大手化粧品会社で商品ブランドマネージャ―職を経験した後、出産と夫の転勤を機に新潟県上越市で出産、子育て当事者として子育て支援団体の立ち上げに関わる。その後東京に戻り、保育園の立ち上げと運営、一時保育室と子育てひろば室の運営に携わりながら、NLP子育てコーチング、虐待防止プログラム、通信大学で児童学を学ぶ。2003年、市民活動の冒険遊び場/プレーパークをはじめ、2008年に練馬区補助事業の子育てひろば受託運営スタート、2011年にはNPO法人化し、理事長に就任、現在に至る。

お仕事のご依頼について

子どもが外で遊ぶために、何かを始めようかな?という 保護者の方、市民団体の方、専門職の方、自治体の方、企業の方、 どうぞお気軽にお声がけください。PLAYTANKにお手伝いできることがあると思います。 

  • 外遊びの大切さを伝える「講座」を開催したい
  • 我が家の近くに「冒険遊び場」をつくりたい 
  • 外遊びの子育て支援「新事業」を立ち上げたい 
  • 「園庭(校庭)」の遊びを充実したい 
  • 外遊びの「イベント」を開催したい  

団体経緯

’03年
市民活動プレーパークを開始
  • 冒険遊び場 「光が丘プレーパーク」活動スタート 
’06年
乳幼児親子対象の「ちびっこプレーパーク」を開始
  • 乳幼児親子対象のプレーパーク「ちびっこプレーパーク」活動スタート
    (*現「おひさまぴよぴよ」の前身事業) 
’08年
子育て支援、外遊びの啓発講座、ボランティア養成スタート
  • 乳幼児親子対象の子育てひろば「光が丘プレパひろば」の運営スタート
  • 講座事業「プレイワークを学ぶボランティア講座」スタート
  • 講座事業「たのしくあそんでこどもはそだつ=外遊びのススメ講座」スタート
’11年
法人格を取得し「NPO法人あそびっこネットワーク」に
  • 「光が丘プレーパーク」を、練馬区の補助金事業として運営スタート
  • 「出張プレーパーク」「出張ちびっこプレーパーク」を練馬区内複数の公園(全8ケ所)で開催
’13年
おやこの自然散策活動開始
  • 「出張ちびっこプレーパーク」から「おひさまぴよぴよ」に名称を変更
  • 「おやこ自然あそび教室」開催(~2015年)
’15年
日本初!畑と果樹のある冒険あそび場『練馬区立こどもの森』をスタート
  • 『練馬区立こどもの森』を、企業とのJV(ジョイントベンチャー)で運営スタート
’17年
外遊びを促進する、様々な事業のスタート
  • 練馬を子どもが遊ぶ ”まち” に!プロジェクト始動
  • 学童保育 「あそびーむ」 の運営スタート
  • 発達と子育ての悩みを専門家に相談できる「相談ひろば」の運営スタート
  • 散策型ひろば「おひさまとことこ」開催 (現「おやこ森のようちえん おひさまとことこ」前身事業)
  • 保育園・幼稚園の園庭遊びのサポートをスタート
’18年
日本初!外遊び型子育てのひろばおひさまぴよぴよ』スタート(2021年現在7ケ所)
  • 『おひさまぴよぴよ』が「外遊び型子育てのひろば事業」として練馬区の委託事業化。区内子育て支援施設「ぴよぴよ」や民設子育てのひろばと連携して、はじめての外遊び促進を開始
  • 乳幼児期の発達を学ぶ講座事業「専門職のための講座」をスタート
’19年
団体名を変更して、“あそぶ×シンクタンク”=PLAYTANK 誕生
  • 自治会と連携して、外遊びで”まち”の人と人がつながる「まちのプレーパーク」のスタート
  • 放課後教室・学童保育の指導員と連携して、校庭の遊びを盛り上げる「校庭プレーパーク」のスタート
’21年
日本初!散策型子育て支援「おやこ森のようちえん」スタート!
  • コロナに負けない!持続可能なプレーパークを目指して、寄付を集めるぞプロジェクト
  • インクルーシブなおやこ森のようちえん「おひさまとことこ」事業化プロジェクト

委託・補助金・協働・助成金事業の実績 

自治体事業の受託 

委託事業

  • 練馬区立こどもの森/練馬区みどり推進課(2015年~現在) 
  • 外遊び型子育てのひろば「おひさまぴよぴよ」/練馬区教育委員会子ども家庭支援センター(2018年~現在) 
  • あそびのきちコンサルティング/港区土木課 (2019年~2021年) 

補助金事業

  • 外遊びの場の提供事業(光が丘プレーパーク等)/練馬区子育て支援課(2011年~現在) 
  • 民間学童保育事業(学童保育あそびーむ)/練馬区子育て支援課(2017年~現在)
  • 民設子育てのひろば事業(プレパひろば) / 練馬区教育委員会子ども家庭支援センター (2008年~現在)

協働事業

  • 子どもが外で遊んで育つ「まち」・練馬 / 練馬区企画室(2017年) 
  • 乳幼児のプレーパーク:スタッフ研修 / 習志野市子どもセンター(2017年~2018年) 

一般助成金事業を受託

新規事業の立ち上げと既存事業の充実、また、団体の組織基盤強化のためにサポート頂いています。ありがとうございます。(助成を頂いている年順に記載)

  • 独立行政法人福祉医療機構WAM 
  • 独立行政法人国立青少年教育振興機構子どもゆめ基金助成 
  • 財団法人東京都公園協会 
  • パナソニック組織基盤強化
  • NPOサポートセンター 
  • JT NPO助成プログラム
  • 中央ろうきん助成プログラム 
  • 財団法人電通育英会
  • キリン財団助成金
  •  赤い羽根共同募金
  • 生命保険協会
  • 池田財団 
  • 練馬まちづくりセンター助成金 
  • 練馬区社会福祉協議会助成金

団体概要

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名称特定非営利活動法人
PLAYTANK
設立年月2003年12月
法人格取得年月2011年4月
住所〒179-0071 
東京都練馬区旭町1丁目16ー1
代表電話番号TEL/FAX 03-3976-3113
(平日9:30~16:00)
メールアドレスcontactus@playtank.tokyo
スタッフ数24名
(常勤14名、非常勤10名)   
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理事長中川 奈緒美
理事井手 加奈子   
金 秀妍
島田 かおり   
玉置 敦子
寺元 章恵    
堀之内 澪那
森田 敦也
監事西川 正     
ハンズオン!埼玉常任理事 
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