開園６年目、小学生の時から来園していた子は中学生になり、仲間も続々と増え、最近のこどもの森は、彼ら彼女らが中心となり祭りやイベントがよく行われています。
自分達のやりたいことをどう人を巻き込み実現していくか、練りに練って考えていく彼らに感嘆としている日々です。
そんなある日閉園後、「こどもの森でお手伝いできることある？」と、プレーリーダーに尋ねる中学生。すると、その場にいた中学生も一緒になって「俺もやりたい。」と言いだし…どんなことができるか次々にアイデアが出てきます。掃除や壊れたものの修繕など作業をする、ドロケイやクギサシなどで下級生の子たちと一緒に遊ぶ、工作を教えてあげる、イベントを運営するなどなど。

そして、中学生ボランティアチームをが結成されました！その名も「PLAY CREW」！！チームのTシャツも彼ら彼女らのアイディアで自分たちで作りました。

「自分が遊びに行くこどもの森」から「こどもの森になにかできたらいいな。自分にできることはないかな？」という思いに変化していった。申し出たボランティアの内容は、プレーリーダーの手伝いをするよ、というプレーリーダーに対してのものでなく、「こどもの森」という場に対してのものでした。それは、彼ら彼女らがこどもの森で異年齢の子どもたちとたくさん遊び、他の保護者たちからも見守られ、楽しく嬉しい思いをしたからこそ、だと思います。学校では経験できない繋がりや成長がここにはあるなぁと深く実感しました。

私達プレーリーダーは、中学生たちの自発的な活動を、どこまで任せて、どこから手をつないでいくのか、私たちも挑戦中です。気ままなクルーなので、まだ活動は少ないですが、これからが楽しみです♪