おやこ森のようちえんん「おひさまとことこ」とは
自然豊かな都市公園を散策しながら親子で遊ぶノンプログラムの「森のようちえん」です。自然との出会いにはワクワクと発見がたくさん。子どもの関心はどんどん広がり、楽しい探求が始まります。また、異年齢の個性豊かな仲間たちと共に過ごす春・夏・秋・冬は、我が子の成長はもちろんのこと、同じクラスの子どもたちみんなの成長を愛おしく嬉しく感じる、かけがえのない子育ての一コマになることでしょう。
【概要】
対象:2歳半~小学1年生
活動場所:光が丘公園
日程:水曜10:00~13:00(どんぐりクラス)/水曜14:30~17:00(たまむしクラス)/土曜10:00~13:00(とちのみクラス)
定員:1クラス12組
料金:月謝制 ※詳しくはこちらのページをご覧下さい。
「森のようちえん」は、これからの時代に必要な「生きる力」が育ちます
グローバル化やAI化がすすむ21世紀後半の社会は、社会構造や人の価値観から大きく変わります。そんな未来の社会を生き抜くために必要な力、また社会がどんなに変わったとしても変わらない、人として大切にしてほしい素養や能力を、文部省やOECDは「10の姿」や「非認知能力」と呼んでいます。「10の姿」「非認知能力」とは、多様性への許容力、状況への柔軟な対応力、目的をやり遂げる挑戦心や推進力、人の気持への共感力、小さな命を尊ぶ感覚、美しさを感じる感性、環境変化にも適応できる体力や身体力等、様々な力とあります。これらの力は、子ども自身が実体験を通して、試行錯誤や失敗や達成感を味わいながら培っていく「経験値」です。
こうした「経験値」は、子どもが自由に遊ぶ時に、より豊かに育つと言われています。遊びには、大人が決めた体験プログラムも、こうしたら失敗しないというマニュアルもないからです。いつでも子どもたち自身が「何をするか?」「どうやるか?」を考えて実行します。上手くいかない時でも笑いながら、楽しく意欲的に、挑戦し続けます。また「おひさまとことこ」のように、自然の中で活動していれば、思いもよらない状況にでくわすことはよくあります。子どもが集まれば、気持ちがぶつかり合うトラブルもよく起きます。しかし、だからこそ許容力、対応力、共感力、感性、身体力…など、「10の姿」や「非認知能力」がより豊かに育つのです。
1人ひとりの個性と成長を大切にする異年齢でインクルーシブな小集団の活動です
国が設定した教育カリキュラムは、3歳はこれくらい1年生はこれくらいできるのが「標準」という枠があります。そうした枠は時に、子どもの興味関心の広がりに制限をかけます。また、子どもは、今、興味関心のあることは夢中に吸収しますが、そうでないことを教えようやらせようをしても一筋縄ではいかないものす。
「おひさまとことこ」には、画一的なカリキュラムはありません。一人ひとりの興味関心に合わせて、どこまでも深く広く、子どもが主体的に探求と思考を繰り返すことを大切にしています。また、毎週共に過ごす中で、他の子がやっていることを真似したり、一緒に遊ぶことが嬉しい「仲間」になることをサポートします。活動に同行するスタッフは、保育士、プレイリーダー、子育て支援士、心理師(臨床発達心理士、公認心理士)等のチームで、一人ひとりの個性と発達段階に合う学びと成長を促します。保護者の方からの子育ての相談にも随時応じます。
子どもは誰でも、その子の個性をのばし輝く可能性を秘めた原石です。「おひさまとことこ」は、自分が好き!人が好き!この世界には…面白いこと、驚くこと、楽しことがたくさんある!という幸せな感覚が、子どもたちの生きる力の土台になることを願っています。
説明会&体験会を開催します
●開催日:2023年3月1日(水)
●時間:10:00~13:00 または 14:30~17:00
●場所:旭町南地区区民館「会議室1」※説明会後、光が丘公園で遊びます
●対象:2歳〜年長の子とその保護者 ※説明会中も同室に保育者がいて遊べますので一緒にお越しください
●持ち物:午前クラスは体験会中にみんなで公園で昼食をとります。お弁当とレジャーシートをお持ちください。
●内容:
1.写真や動画で活動の様子をお伝えします(15分程度)
2.なぜ遊びが大切か心理士の先生からお話しします(15分程度)
3.光が丘公園へ行き、活動中のとことこに合流して一緒に遊んだり、(午前クラスは)昼食を食べたりします
どんな活動だろう?うちの子にも参加できるかな?など、初めてきく森のようちえんに質問や不安がいっぱいの方でも大丈夫です。普段活動を行っているスタッフや心理の先生が丁寧に説明させて頂きます。ぜひ、気軽にご参加下さい。お待ちしております。