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<動画>VOL.14 おしゃかなつーり

【story】
通りまーす! 登りまーす!
長い棒を
一生懸命運んできて
何をするのかと思ったら…

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以下、
動画を見ながらプレーリーダーと
専門家の対談の様子を
一部抜粋したものです。

元住さん(作業療法士)
何かやってみようとまず思って、どうすればできるか順序だてて、実際にやってみる。この棒を持って上がろうというのも、それがすごく働いている。やってみたら大変だったけど、一生懸命上がって、途中から最後まで登りきるの大変だからちょっと遊びを変えたのかな。そこのアイディア(この時はお魚釣り)を出して、そのためにどう向きを変えて、どうやったらできるかをまた考え出す。そうやってちょっとずつその都度トライしてみては、修正している。もし、その棒を運ぶってことを最後までやりたかったら、そのことに向かってその都度手順を変えて最後まで上がっていくでしょうね。でも、この時はそうじゃなくてアイディアの方をどんどん変えて遊びを展開しているのかな、と思いました。

島田(プレーリーダー)
確かに。棒は全然上まで上がっていないけど、本人は満足そうでした。失敗ではなく遊びを変えていく、そこがすごいなと思いました。

元住さん(作業療法士)
自分でアイディアを変えていくには、前頭葉(脳)も働いていますが、それを実行に移すには、運動面や感覚面も重要になってきますね。一番は、それを“やりたい”って本人が思うこと。本人主体でないと考えたりしない。手順を言ってできるお子さんは多いが、それだとその行為はできるが、何かやりたいことを手順を考えてできたという本人の能力や達成感にはつながらないかな。

島田(プレーリーダー)
それはきっと本人も面白くないでしょうね。既存の玩具ではなく、自然物を使ってあそぶことは、そのような学びが沢山起こっているなと思います。

斎藤さん(臨床発達心理士)
大人が段取りして期待してやらせるのではなく、この子自身がイメージを持って、イメージを行動に移している。だから、楽しいし、楽しいから発想が次々に浮かんでくる。本人から出てくる楽しいは、大人が用意したものではなかなかそうはいかない。この子の頭、体、心は、体験を通して発達していきます。

島田(プレーリーダー)
体験の少ない子って、発想がなかなか出てこないなと思う時があります。この棒を見た時、「あ、こうして遊べる」「もっとこうなる」って動き出すこと、「こんなのつまんない」って終わっちゃ子がいます。

元住さん(作業療法士)
「やってみたけど出来ないな、じゃぁこうやったらできたな」っていう、ちょっとずつ修正していってできたという積み重ねが大事。自信というか自己肯定感。寝返りやハイハイなど、最初の運動発達から全部そう。その過程を踏んでいるから、どのこも出来ないけど出来るかもしれないという思いがある。その体験をもっと未就園児のうちにあそびで積み重ねてほしいな。年齢が重なっていくと、できなそうだからやらない。が増えて来るなと。

斎藤さん(臨床発達心理士)
それは小さいうちに、出来なくても出来ないことを楽しむ体験が少ないというか。出来ないと恥ずかしいとか、出来ないと怒られるとか、なんかそういう負の体験がそういう風になっていってるのかな。これくらいの小さい時にたくさん挑戦して。「できなかった。でもこうしたらこうなるかもね」という、ちょっとそこで大人なり年上の子が手を貸して乗り越えていくような体験をどれだけやったかといのが、学童期につながっていく。どこで誰とどんな風にあそぶか、幼児期の体験が大切ですね。

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この動画は 都会の住宅街にある小さな自然と そこに集う親子たちの essence of fun(たのしいのエッセンス) あそび心の本質を切り取っています
 舞台は、練馬区内の公園等で展開する 外あそび型子育てのひろば『おひさまぴよぴよ』 散策型子育てのひろば『おひさまとことこ』  
こどもがあそぶ!傍にいるプレーリーダーが、 こどもがあそぶ世界に近づき こどもの心が動く瞬間をとらえます 〈動画〉たのしくあそんでこどもはそだつ

※独立行政法人福祉医療機構WAMの助成金事業として定期配信しています。

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