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メンバーインタビュー(長岡)

  • 氏名
    かつき 長岡 克樹(ながおか かつき)
  • 職種
    プレーリーダー
  • 主な担当事業
    練馬区立こどもの森
  • 入社年:
    2023年
  • 経歴:
    新卒から公立の学童保育3年
    都内冒険遊び場プレーリーダー7年3ケ月、PLAYTANK『練馬区立こどもの森』4ケ月め
目次

Q1 プレーリーダー歴8年め、PLAYTANKに転職した理由

自身の経験から、「誰かに教わることよりも、自分が主体的にやってきたことの方が、役に立っているな〜」と思っていて、同時に、人が主体的になることは、すごく大事なことだよな〜と実感している。「やってみたい!」から始まるすべてが遊びで、子どもが最も主体的になれる時間。冒険遊び場・プレーパークは、子どもが主体的に遊ぶことを最大限に守っている場所だから、本当に素敵な事業、素敵な活動だな〜と思う。だから、いつでも「やりたい!」ことをして、キラキラ活き活きしている子どもたちの側に居る「プレーリーダー」という仕事を続けていきたいと思っていたし、それは今も思っている。

でも今…子どもが日常的に主体的に遊べる環境が、どんどん減っているよね。だから、既にある拠点の冒険遊び場で働くだけじゃなくて、冒険遊び場の数を増やしたり、冒険遊び場が大切にしていることを広めていきたいと考えるようになったことが、PLAYTANKへの転職を考えた一番の理由かな。こういうことを考えているプレーリーダーや冒険遊び場の運営者は他にもいるだろうけれど、実際にやっている団体は少ないんだよね。PLAYTANKは、団体ビジョンに掲げて、事業計画にも盛り込んで、コツコツと実績を積み上げている。本気でこの仕事に向き合っている仲間がいることも、心強いだろうな〜と思ったし。

もう一つの理由は、子どもが産まれたので、これからの生活のことを考えると、年収も上げたくて。PLAYTANKは、長年拠点としている練馬区の冒険遊び場事業を中心に、乳幼児の外遊びを促進する子育て支援事業、練馬区以外の自治体の冒険遊び場立ち上げサポート事業など、収益事業の柱がいくつかあるので、プレーリーダーとしてキャリアの幅を広げてスキルアップをしたら、給与も上がる!?これは、一石二鳥の好都合だよね(笑)。PLAYTANKなら、自分がプレーリーダーとして働き続けていく未来が見えると思った。

Q2 PLAYTANKで働いてみて、どう?

目標を実現しようとしているからこそ、みんなが結果?!事業成果!?を目指しているなーという印象はある。現場の現状をアセスメントして、課題を検討して、改善案をやってみて、その結果・成果を検証する、いわゆるPDCAを回している。当たり前のことなんだけれど、現場って毎日同じことの繰り返しが、当たり前になることも多いからね、それに慣れてしまうわけじゃないけれど…。こうしてPDCAを繰り返す躍動感というかスピーディーさは、刺激的かな。

あと、全員が目の前の子どもを大事にしている、そこがズレないとは感じている。でもそれは、子どもだけじゃないんだよね。大人にも、特に初めて来た人に丁寧に関わっていくことも、みんなズレない。これは素敵だと思う。冒険遊び場と出会って、「また行こう!」って思う人が増えることは、「始まり」だよね。

そして、望んでいた冒険遊び場を広げる仕事は、どんどんくる!これは嬉しい悲鳴(笑)。初めて体験することもあるから、結構頑張ることもあるし、大変なこともあるよ。でも、「こういう状況だと、こんな風に考えるんだなー」など、見える幅が広がっていく、自分の視点が増えていくことが、楽しいんだよね。

でも、僕と同じように、冒険遊び場を広げることに、プレーリーダー全員がコミットしているわけじゃなかったことは、想定外(笑)。それぞれに目指すキャリアビジョンがあるんだよね。で、一人ひとりのビジョンの実現、つまり、「やりたい!」ことを、「やってみようよ!」とバックアップしているのがPLAYTANKというNPOなのかな?!(笑) 働き始めてから4ケ月。まだ団体メンバー全員と話していないからなんとも言えないけれど…そんな気がしている。

Q3 これから、どんなことに取り組んでいきたい?

新卒から学童保育で3年働いて、それからプレーリーダーに転職して、今年で8年目。今回また、慣れ親しんだ職場を離れて、環境もメンバーも団体文化も違う状況で、同じプレーリーダーという仕事への転職…だからこそかな?自分自身の「価値観の再構築」が始まった気がする。プレーリーダーというキャリアに対しての「振り返り」のような感じ?

つまり、今まで自分の芯にあったことが、「どうだったんだろう?」って考える場面が、ちょいちょいある。それで気付くことも、ちょいちょいある。自分が変わっていくことが、楽しくもある。仕事の幅を広げたいし、専門職としての深みを増したいからだろうね。だから、「これからどうしていきたいか?」と聞かれたら、「まだまだ伸びたい!」というのが答えかな。

PLAYTANKには、「正解がない」って言う人がいるけれど、確かにな〜。新しいことに挑戦する時って、こうすれば上手くいくというマニュアルはなくて、考えて、やってみる、失敗したらもう一度!を繰り返していくだけで、PLAYTANKの冒険遊び場を広げていこうという事業も、こうしたら成功するというマニュアルはまだない挑戦段階。でも、そもそも冒険遊び場って存在自体が、社会への挑戦のようなものなのかもしれないとも思う。他にこんな場所ないし、それぞれの地域、その「まち」の状況によって、さらに、冒険遊び場をつくろう!と集まった人の思い次第で、七変化していくものね。だから面白いんだよなー。
そんな風に感じている僕は、これからも冒険遊び場づくりをしていくんだと思う。

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