【story】
あ、バケツがる!
あ、石がある!
あ、ドングリがある!
じゃぁ、入れるか…こっちにも…
あ、枝がある!
じゃぁ、叩くか…
カンカンカンカン、コロコロ
あ、次は‥‥
いいこと思いついた!
~essence of fun~
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以下、
動画を見ながらプレーリーダーと
専門家の対談の様子を
一部抜粋したものです。
斎藤さん(臨床発達心理士)
こういう場面だと、つい大人の方が遊びを引っ張ってしまいそうです。でもかおりんは「この子は何をしているかな」「何に関心を持っているかな」と、その遊びそのものをとらえて、「かんかんかん、音したね~」と遊びそのものに声をかけたら、すごいいい顔をしてニコッと笑った。こういう体験がすごく大事です。この子が自分で遊びを見つけて広げていけるように働きかけているのがいいですね。
かおりん(プレーリーダー)
この動画は編集しているのですが、実際には8分間くらい、ずっとこれをやってたんです。そして終わったら、自分から違う場所に歩いて行きました。こと時にお母さんたちと話していたのですが、座っているだけだけど、手を上げたり下げたり、後ろにねじって回したり、すごく体を動かしているねって。
元住さん(作業療法士)
そうですね、片手の手でバケツを支えて、もう片手の手を上手に動かしていますね。操作する手とそれを補助する手が、子どもの中で育っている。左右の手を上手に使うには、体幹がしっかり止まっていないといけない。後ろを向くときも、体幹が頑張って支えているのですが、子どもはそんなこと意識しないで遊んでいる。遊びの中で全身を使って、身体が育っているなと思います。
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この動画は 都会の住宅街にある小さな自然と そこに集う親子たちの essence of fun(たのしいのエッセンス) あそび心の本質を切り取っています
舞台は、練馬区内の公園等で展開する 外あそび型子育てのひろば『おひさまぴよぴよ』 散策型子育てのひろば『おひさまとことこ』
こどもがあそぶ!傍にいるプレーリーダーが、 こどもがあそぶ世界に近づき こどもの心が動く瞬間をとらえます 〈動画〉たのしくあそんでこどもはそだつ
※独立行政法人福祉医療機構WAMの助成金事業として定期配信しています。