【story】
しゅいーーーーん
と、飛んできた(走ってきた?)
止まる
しゅ…しっ…
と息の抜けるような機械音
指差し確認
安全、OK。スイッチ、カチャ。
両手が開き(翼か?)…
GOーーーー!!
と、その後ろに、続く子ら2人も
(乗っているのか?!)
GOーーー!!
あそびがつながる
~essence of fun~
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以下、
動画を見ながらプレーリーダーと
専門家の対談の様子を
一部抜粋したものです。
元住さん(作業療法士)
「飛行機のイメージを共有していますね。」
斎藤さん(臨床発達心理士)
「一番先頭にいた子がやり始めて、切り株のところから、他の子たちも加わって、別に「一緒にやろう」と誘っているわけでもなく、みんなつられて一緒に楽しんでいますね。」
かおりん(プレーリーダー)
「一緒にやる?と誘われたり、やりなさいと、背中を押されと断る子も、つい飛行機に乗っちゃう。ついっ、がポイントかな。友だちとの楽しい体験をたくさん積んでほしいと意気込まず、ついっ!乗っかっちゃう!自然と一緒にあそび始める、楽しいが連鎖するようにしています。あと、リトミック教室でもGO,STOPとかやるよね、それみたいって親たちが言っていました。」
元住さん
「GO,STOPの遊びは、発達支援でもやっています。この音楽が鳴っている時は走ります、音楽がやんだら止まりますという大人の設定に、子どもが合わせていく。でもこの動画は、先頭の子が進んで走って、止まったら止まるというルールがいつの間にか出来て、
結果、それをみんなが楽しんでいる。友だちに対しても、遊びの内容に対しても、子どもがより主体的に関わっているから、達成感や満足感がある。これは、大人が設定したルールに合わせている時は、味わえないこと。」
かおりん
「大人が設定するルールと、子どもたちが決めるルールは違うということですね。」
元住さん
「違うと思います。大人が設定するルールに合わせる時は受け身だけれど、この場面で遊んでいるというときの子どもは主体。主体的に取り組む時、自分からチャレンジしようとする時に、脳が一番発達するし、体も心も伸びていきます。」
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この動画は 都会の住宅街にある小さな自然と そこに集う親子たちの essence of fun(たのしいのエッセンス) あそび心の本質を切り取っています
舞台は、練馬区内の公園等で展開する 外あそび型子育てのひろば『おひさまぴよぴよ』 散策型子育てのひろば『おひさまとことこ』
こどもがあそぶ!傍にいるプレーリーダーが、 こどもがあそぶ世界に近づき こどもの心が動く瞬間をとらえます 〈動画〉たのしくあそんでこどもはそだつ ※独立行政法人福祉医療機構WAMの助成金事業として定期配信しています。