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赤ちゃんの夏、どう過ごす?

毎日、暑いですね~~

初めて夏を迎える赤ちゃんたち、どう過ごしていますか??

夏本番を迎え、プレパひろばの利用者さんからは、

「あかちゃんは体温調節がうまくできないときくけど、室内で涼しくすごしていた方がいいの?」
「ベビーカーやだっこひもの時は保冷剤を使った方がいいのかな?」
「うちの子、汗っかきで…あせもの予防、何ができるかな」

といった声が増えてきました。

そこで今回は、

「赤ちゃんが汗をかくことの大切さ」と「東洋医学からみた夏を乗り切るコツ」

についてお伝えします♪

赤ちゃんが汗をかくことの大切さ

汗をかくことの重要な役割に、身体にこもった熱を逃す、体温調節機能があります。

汗は、皮膚にある汗腺から分泌されますが、では、汗腺はどのようにできるのでしょうか?

「NHK生活情報ブログ」に載っている、神奈川県立こども医療センターの皮膚科部長・馬場直子医師の言葉を以下に引用してご紹介します。

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「人の汗は体じゅうに張り巡らされた汗腺を通じて体の外に排出されますが、このうち、体温を一定に保つための汗をかく汗腺は2歳から3歳ごろまでにできると言われています」

「汗腺の数は生まれた時から変わらないものの、汗をかく機能が備わるのは幼少期のうち。この実際に汗をかいて体温調節を行う汗腺は「能動汗腺」と呼ばれ、暑い場所で育った子どもはたくさん汗をかくため発達しやすく、逆に寒い場所で育った子どもは発達しにくくなるといいます。」

「つまり、能動汗腺が発達しないと、汗と一緒に熱を体内から逃がしにくくなり、夏バテしやすく、熱中症のおそれも高まります」

*引用 「NHK生活情報ブログ」から
2018年09月10日 (月) エアコンと汗腺 ホントの関係は?
https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/400/305015.html
(最終アクセス日:2020年8月10日)

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ほうほう、あせもや熱中症が心配でつい室内で過ごしがちな夏ですが、

大切なからだの機能をつくるためにも、汗をかくことが大切なんですね。

東洋医学からみた夏を乗り切るコツ

プレパひろばで開催する講座の講師を務めていただいている「りんご鍼灸院」の
院長・林真紀子先生から、東洋医学の視点でみた「夏を乗り切るこんなコツ」を教えていただきました。

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○汗をかいたままスーパーで買い物するときには、大人は「あ~涼しい~」と感じますが、
ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、商品棚から出る冷気によって、汗が一気に冷やされます。
外気温との差がとても大きいです。汗が冷えると、身体全体も冷えてきますね。
そんな時は、タオルやガーゼなどで身体を覆ってあげると、赤ちゃんも快適♪夏風邪予防になります。

○あせも予防には、シャワーやこまめな着替えが効果的です。

○ベビーカーや抱っこ紐に入れる保冷剤を使用する際は、大きすぎると、身体が冷え切ってしまうことも。
ジェルタイプで赤ちゃんサイズのものを使用し、タオルなどで包んでから使用するなどの工夫をしましょう。
エアコンが効いている場所で長時間使用する場合は、外すなどして冷え過ぎに注意です。

○ママ・パパ自身の身体も冷えすぎていないか、気を付けてみましょう。
つい、冷たい食品を取りがちな夏ですが、ママは特に冷えすぎると、肩こりや腰痛・母乳の分泌…
更には秋冬の身体にも影響していきます。身体を冷やしすぎない食事を心がけましょう!

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これらのコツの詳細は、ひろばでもスタッフがお話しできるので、気軽に声をかけてくださいね。
みんなで夏を乗り切るコツをシェアできるといいな~っと思っています。

赤ちゃんも親も元気に!!夏を楽しみたいですよね。

プレパひろばでは、暑い夏でも、室内で団扇や扇風機の風を楽しんだり、

暑さ対策をして木陰でのお外あそび・水あそびを楽しんだりしています。

1日のうちに短い時間でも、お外であそんで汗をかきましょう♪
午前中に、日光を浴びて、身体をおもいっきり動かしてあそぶと生活リズムも整いますよ~!

別の記事で、「午後の睡眠や生活リズムへの効果」についてもお伝えしています。
ぜひ、お読みください。記事は、こちらから。

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