プレーリーダーって、どんな人?どんな仕事?
「プレーリーダーは遊ぶことが仕事なの?」と質問されたら、「そうです!」と答えます。プレーリーダーの1番の仕事は、子どもと一緒に遊ぶこと。子どもの「やりたい!」にとことん付き合って、一緒に考えて、挑戦して、喜ぶことです。

プレーリーダーは、子どもに教えたり指導したりする人ではありません。子どもが「この人なら自分らしく振舞っていいんだ」と思える人です。
子どもの「やりたい」に寄り添い、子どもと一緒に考えたり挑戦することを楽しめる人です。
困ったり、怒ったり、悲しんでいる子がいたら側に居て、子ども自身がどうするかを決めるまで見守る、子どものペースを尊重する人です。
その子が本当は何をしたいのか?どんな気持ちなのか?を察して、子どもが言葉にできないことを代弁できる人です。

冒険遊び場も学童保育も、子どもにとって家庭とも学校とも違う「居場所」になるのはプーリーダーがいるからです。
プレーリーダーは、相手が誰でも、子どもでも大人でも、自分が感じたこと、考えていること、やりたいこと、協力してほしいことを、率直に伝えます。プレーリーダーがつくる、こうしたシンプルな人との関係性があるコミュニティは、集まる人の心をオープンにします。
冒険遊び場では、学校や学年が違っても、また、子どもと大人でも、一緒に遊んだり、ワイワイと作業をしていたり、話したり笑い合ったりしています。自分より小さな子を愛しみ、年上の子と親しくなって、親や先生以外の大人に認めてもらう。
そんな幅広い属性の人との交流は、子どもの世界を広げます。人や自分に対するポジティブな感覚の土台を育みます。
プレーリーダーのキャリア形成って?

こども家庭庁が発足し、「こどもまんなか」の社会づくりが動き出した今、「遊ぶ」ことは、食べること・寝ることと同様に、子どものwell-Beeing(※)になくてはならない環境だという認識が広まり始めました。
(※ウェルビーイングとは、単に「健康」な状態ではなく、心・体・社会的な側面が全てみたされ、、幸福で充実した状態であること。)
現在日本では、「冒険遊び場」と「移動式遊び場」で働く人がプレーリーダーを名乗っていますが、PLAYTANKの学童保育では、放課後指導員もプレーリーダーと呼んでいます。どちらも、子どもの主体性を尊重し、子どもが遊んで育つことをサポートする仕事だからです。
将来的には、プレーリーダーの活躍の場は、日本中に広がっていくのだろう考えています。

3年間、PLAYTANKでプレーリーダーの修業した後のキャリアは様々です。
引き続きPLAYTANKで、「職業プレーリーダー」として働いていく場合は、専門技能を究めながら現場で子どもたちの成長を見守り続けていく、ゆくゆくは管理職に昇進して事業運営に携わる、プレーリーダーの育成・研修指導役になる、新事業の立ち上げや普及啓発業務を担当する事務局に異動する等のキャリアがあります。みんなで力を合わせて、子どもたちが活き活きと成長できる社会になるために頑張りましょう。
また、PLAYTANKを離れて、他の地域で自分で新しい事業を立ち上げたり、プレーリーダーの視点と技能を活かして教育・保育・発達支援等の施設の専門職に転職したり、社会環境の変革を目指して自治体やマスコミや他のNPO等へ転身するようなキャリアを選ぶ方には、心からのエールを送ります。できる限り協力もしたいので、長いめでお付き合いしていきましょう。
●子ども関係とは違う職種で働いている方・新卒の方へ
「遊びの力」「子どもの育ちや学びの本質」「非認知能力」「子どもの権利」「インクルーシブな場づくり」「子どもの居場所」「地域コミュニティ」等のキーワードに興味がある方にとって、プレーリーダーはとてもやり甲斐のある仕事だと思います。子どもたちのために働きたい!という思いがあれば、経験値はこれから積み重ねていきましょう。どうぞ、思い切って飛び込んでみてください。
外で!自然の中で!活き活きと遊ぶ子どもたちが発するパワーは、とにかくすごいんです。最初は多少戸惑ったとしても、子どもと一緒に半年遊んでいれば、いつの間にかたくましく進化している自分にも出会えますよ。そして3年後には、子どもと関わる専門職としての土台ができます。将来、教師や保育士や発達支援員等の職業を考えている方でも歓迎です。もちろん4年目以降もプレーリーダーを続けたい方は大歓迎です。
●子ども関係の施設で「先生」として働いている方へ
「虐待」「学級崩壊」「不登校」「発達障害」「子どもの貧困」「モンスターペアレンツ」など、様々な社会課題が山積みの教育現場、保育現場で働く先生方が、業務の煩雑さと忙しさに思い迷い悩むことが多いと聞いています。
PLAYTANKが運営する冒険遊び場に、様々な社会課題に翻弄されている子どもたちも集まってきますが、プレーリーダーがひとりで思い悩むことはありません。今できる最善を一緒に考える仲間がいます。学校に馴染めない子、発達特性のために生きづらさがある子、家庭で十分な愛情を受けていない子…そんな子どもたちに、自分たちができる限りの最善を尽くすために気持ちと時間を使える体制があります。もちろん、上手くいくことばかりではありません。悔しい思いもします。それでも真摯に向き合いつづける。めげない、あきらめないタフさが必要な仕事なので、恒常的な過重労働をしない業務状況には十分配慮します。心も体も健康に、子どもたちのために尽くしたい方、ぜひ一緒に働きましょう。いつでも笑い声が響く職場です。
仕事のやりがい・良いところ
子どもと一緒に笑ったり、考えたり、困ったり、驚いたり、感動したり。そんな日常の積み重ねが、なによりも尊いと思っています。
子どもが遊ぶように仕事に夢中になりたい方、ぜひ一緒に働きましょう。PLAYTANKで働くプレーリーダーの声を紹介します。
- 遊ぶことが楽しい、ワクワクすることがたくさん!
- 子どもの主体性を尊重できる。制限しなくていいからストレスがない。
- 子どもの一人ひとりに、丁寧に寄り添えることがうれしい。
- 遊んで育つ、子どもの成長を実感できる。
- 子どもたちに信頼されている…と思える。
- 保護者と率直に話せる、信頼関係がある。
- もっとよくなるために変えていこう!という雰囲気が好き。
- 子どもが育つ社会課題の解決にむけての一躍を担っていると思える。
- 内部研研修が充実しているし、外部研修参加できるので助かる。

募集要項
勤務場所 | 冒険遊び場:『練馬区立こどもの森』または『えごたの森プレーパーク』 学童保育:『学童保育あそびーむ』 ※配属先は、選考を通して決定します。 ※ご希望と経験年数によって、『移動式遊び場』も担当いただきます。 ※自転車・バイク通勤OK 『練馬区立こどもの森』 東京都練馬区羽沢2-32-7 東京メトロ有楽町線・副都心線「氷川台」駅より徒歩約10分 /西武池袋線「新桜台」駅から徒歩約13分 『えごたの森プレーパーク』 東京都中野区江古田3-14-1 都営大江戸線「新江古田」駅より徒歩10分 /西武新宿線「沼袋」駅より徒歩15分 『学童保育あそびーむ』 東京都練馬区羽沢3-39-15 東京メトロ有楽町線・副都心線「氷川台」駅より徒歩約8分 /西武池袋線「新桜台」駅から徒歩約13分 |
勤務時間 | ・フレックスタイム制で週平均40時間勤務 ・コアタイム(※)以外は、業務内容によっては在宅勤務OK ・残業は月10~20時間程度 ※コアタイムとは 冒険遊び場は、開催時間内の自分の「現場シフト時間」です 学童保育は、「保育時間」です ★冒険遊び場の「開催時間」 『こどもの森』 夏期:9時~17時 / 冬期:9時~16時半 『えごたの森』 夏期:9時半~18時 / 冬期:9時半~17時 ★学童保育の「保育時間」及び「勤務時間」 《学校登校日》 保育時間: 下校時間~18時/18時以降の夜間延長~19時半 勤務時間: 11時~20時(実働8時間) 《長期休み》 保育時間: 早朝8時~/9時~18時/18時以降の夜間延長~19時半 勤務時間: 7時45分~20時の間でシフト制(実働8時間) |
勤務期間 | 2026年4月~ *2026年4月よりも前から働き始められる方も歓迎です。 *初年度は契約期間ありの契約ですが、「正規職員」に転向できる方を望んでいます。 |
給与 | ・月給: 新卒者 23万5千円~ 転職者 26万円以上 (子ども関係専門職経験者の場合) *住宅手当・通勤手当「別途支給」 *残業代「別途全額支給」 *転職者は、前職の給与額を参考に月給額を相談させてください。 *給与モデル: 20代プレーリーダー月給28万円 30代マネージャ― 月給38万円 ・ボーナス:団体の業績によりあり ・昇給:年に1回 |
福利厚生 | ・社会保険完備(厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険) ・通勤手当あり ・住宅手当あり ・内部研修体制充実 ・キャリアアップ研修費の補助あり ・受動喫煙防止措置:屋内禁煙、敷地内禁煙 |
休日 | ・基本週2日休み(法定休日週1日+週1日) ※休みの曜日は基本固定(例えば、毎週木・金曜日休み) ・年末年始休暇あり ・特別休暇あり ・年次有給休暇あり ※冒険遊び場での勤務の場合は、休日(土曜・日曜・祝日)は基本勤務日。 とはいえ、メンバーでローテーションしながら休日に休みを取得することは可能。 |
応募資格 | 『練馬区立こどもの森』、『えごたの森プレーパーク』 以下、1)〜4)の全てに当てはまること 1)車の運転ができる 2)野外で子どもと遊びながら、不特定多数の来園者に 必要な対応ができる程度に心身が健康である 3)パソコンを使用して一般的な事務処理ができる 4)教員、保育士、放課後児童支援員等の資格を既にもっている または、働きながら資格を取る意思がある 『学童保育あそびーむ』 以下、1)〜3)のどれかに当てはまること 1)放課後児童支援員認定資格研修を修了している 2)小学校教諭、幼稚園教諭、保育士資格のいずれかを保有している 3)学童保育での勤務経験が2年以上ある ※放課後児童支援員認定資格研修を修了している、かつ、 学童保育での勤務経験がある方を優遇します! 以下、4)~5)の全てに当てはまること 4)野外で小学と遊びながら、約30名の安全と体験の質を確保できる程度に心身が健康である 5)パソコンを使用して、一般的な事務処理ができる |
こんな人と働きたい
- 日本の子どもが育つ施設や社会環境の「課題をどうにかしたい」と思っている人
※「環境」とはシステム、大人の価値観、地域状況など広義を指します。 - 同時多発的に予想していないことが起きる、「現場」を楽しめる人
- 人の気持ちに「気づく」ことができる人、相手の「らしさ」を大切にできる人
- 自分が「変わる」こと、「今までと違う」状況への対応が、苦にならない柔軟な人
- 誰かとあーだこーだと「言い合い」ながら、「考える」ことが得意な人
- めげない、あきらめない、「子どものために」頑張れる人

職場の雰囲気
- 誰とでも気軽に話せるフラットな人間関係
- 頼れる、喜び合える、切磋琢磨できる仲間
- 事業成果にコミットして、改善・進化しつづける
- いいこと思いついた!大歓迎
- 得意を活かす、適材適所の人員配置
- クラウドやアプリ活用で業務の効率化UP
- 事務業務や会議はリモートOK
- フレックス制度導入、残業少なめ、有給消化100%奨励

ご応募・選考の流れ
選考の流れ
オンライン(zoom)で開催する「説明会」または、「練馬区立こどもの森」で開催する「現場見学会」にご参加ください。
ご応募いただくには、どちらかへのご参加が「必須」です。
「応募書類」(下部に記載)をメール添付でお送りください。
選考を通過された方には、1週間以内を目安にご連絡を差し上げます。
子どもたちと関わっていただく「実践」と「実践」についての感想を伺いながらの「質疑応答」を、1日で行います。
※日程は、ご都合をお伺いしながら調整させていただきます。
適性検査を受けていただきます。WEBでご回答いただく簡易なものです。
※詳細はStep3を通過された方にご案内いたします。場合によっては、選考をスムーズに行うためにStep3と並行して進めることがあります。
プレーリーダーやPLAYTANKの理事とゆっくり話しましょう。
※日程は、ご都合をお伺いしながら調整させていただきます。
応募書類
団体のミッション・ビジョンと冒険遊び場の様子について、写真を交えてご紹介します。
どなたでもご参加いただけますので、すこしでもご興味のある方はお気軽にお申込みください。
具体的な仕事内容・働き方についてのご質問にもお答えします。
※プレーリーダーにご応募いただくには、説明会または現場見学会へのご参加が必須です。どちらかに必ずご参加ください。(両方へのご参加も大歓迎です!)
※選考は応募書類のご提出後順次行っており、説明会は採用人数が定員に達し次第開催を取りやめます。ご興味のある方はできるだけ早い日程でお申し込みください。
- 履歴書(書式自由)
以下の項目は必ず入れてください。
・作成日・名前・生年月日・住所・電話番号・メールアドレスなどの基本情報
・顔写真 ・学歴・職歴 ・免許・資格
・扶養家族数(配偶者を除く) ・配偶者の有無 ・配偶者の扶養義務
・希望記入(勤務場所、常勤or非常勤、非常勤を希望の場合は希望勤務日数など) - 職務経歴書(書式自由)
- 志望理由の作文(文字数自由)
応募書類提出先
応募書類はメール添付でご提出ください。
▶提出先: recruit@playtank.tokyo(担当:きむ)
*件名には「プレーリーダー求人応募(お名前)」とお書きください。
※ご提出いただいた応募書類は返却いたしません。
オンライン(zoom)説明会のご案内
開催日時
- 9月17日(水)19時~21時
- 9月26日(金)19時~21時
- 9月28日(日)19時~21時
- 10月2日(木)19時~21時
- 10月5日(日)10時~12時
「こどもの森」の現場見学会ご案内
「練馬区立こどもの森」の現場見学会を開催いたします。
zoomでの説明会でもたくさんの写真をお見せしますが、実際に現場を見てみたい方は見学会にご参加ください。
※プレーリーダーにご応募いただくには、説明会または現場見学会へのご参加が必須です。どちらかに必ずご参加ください。(両方へのご参加も大歓迎です!)
※選考は応募書類のご提出後順次行っており、説明会は採用人数が定員に達し次第開催を取りやめます。ご興味のある方はできるだけ早い日程でお申し込みください。
開催日時
- 9月28日(日)10時30分~12時
- 10月5日(日)15時~16時30分
※雨天の場合は開催を中止いたします。あらかじめご了承ください。
一緒に働く仲間へのインタビュー
PLAYTANKで働くプレーリーダーへのインタビュー記事を一部抜粋してご紹介します。
「全文はこちら」のリンクから全文をご覧いただけます。
塾講師・家庭教師からの転職→学童保育・冒険遊び場を担当
家庭教師で関わっていた子の保護者から「勉強を教えるだけでなく、いろいろな体験をさせてほしい」と言われたんです。なので、一緒に散歩をしたり、羊毛を使って糸を紡いだり染色をしたりと、私ができることを工夫して子どもと過ごしていました。けど、ちょっと行き詰まりを感じて・・・・・
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あすか
新卒でPLAYTANKへの就職→冒険遊び場を担当
最初は先生になろうと思っていましたが、調べていくうちに「子どもと関わる仕事は先生だけじゃない」と知りました。そこで出会ったのが「プレーリーダー」という仕事でした。子どもと同じ目線で一緒に遊んだり考えたりできる、そのスタンスが自分に合っていると感じて、「これだ!」と思いました。・・・・・
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バギー
児童発達支援からの転職→学童保育から冒険遊び場へ異動
新卒から2年弱働いていたのは、児童の発達支援施設で、『こどもの森』には、発達支援施設の子どもたちを連れて遊びに来たことがあって、子どもたちは大喜び。楽しくて、都会の住宅街の中にこんな場所があるなんて!と好印象でした。発達支援をしていて、子どもは遊ぶことで変わる、成長すると実感していました。そして、遊んで育った力が生活面での成長も促しいくことを目の当たりにしていました・・・・・

さっぽん
都内にある冒険遊び場からPLAYTANKの冒険遊び場へ転職
自身の経験から、「誰かに教わることよりも、自分が主体的にやってきたことの方が役に立っている」と実感しているので、人が主体的になることは、すごく大事なことだと思っています。冒険遊び場・プレーパークは、子どもの「やりたい!」から始まるすべてが遊びで、子どもが主体的に遊ぶことを最大限に守る場所です・・・・・
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かつき
一般企業(店舗販売系)から冒険遊び場へ転職
その子が大人になった時に役に立つ、活きる、生きる力って、人との関りの中から身についていくことが大きいなーと、子どもたちの成長を感じながら実感してきました。だから今は、その子の周りにいる大人や公園の環境や、その公園をとりまく地域、地域に住んでいる大人たちへアプローチをする、コーディネート意識を向けて仕事をしています・・・・・

もーりー
代表メッセージ

「事業」は人がつくります。
PLAYTANKの選考「最終面接」の時間は約1時間。その方が何を大切にして、なぜこの仕事がしたくて、この仕事がその方の人生にとってどんな意味があるのか?を知りたいから、じっくり話しを聞きます。その仕事がその人の人生にとって意味のあるものであれば、そういう人が集まっていれば、自ずと事業は上手くいくと考えています。仕事は、大人の本気の遊びなのかもしれません。まるで子どもが遊ぶように、自分のやりたいことみつけて、夢中になれたらいいですね。大きな目標も、みんなで力を合わせれば、実現すると信じています。
未来の「社会」も人がつくります。
PLAYTANKがプレーリーダーの専門性の向上と、プレーリーダー経験者を増やすことに力を入れているのは、子どものwell-beeing な成育環境を理解し、その環境をつくる力がある人を増やしていきたいからです。PLAYTANKが運営している冒険遊び場、学童保育、外遊びの子育て支援事業、移動式遊び場等の事業では、子どもたちが自由に遊びながら、自分の個性を活かす未来をつくる力を蓄えていく実感があります。そんなあそび場や外遊びが日本中に増えていくために、プレーリーダーとプレーリーダー経験者のこれからに期待しています。
[プロフィール]
1965年生まれ。立教大学卒。
化粧品会社で商品ブランドマネージャ―職を経験した後、出産と夫の転勤を機に新潟県上越市で子育てを始め、子育て当事者として子育て支援団体の立ち上げに関わる。その後東京に戻り、東京都認証保育園の立ち上げと一時保育室の運営に携わりながら、2003年に市民活動としてプレーパークを立ち上げて、2011年に法人化。その後、自治体事業を中心に外遊びに力を入れる事業の運営拠点を増やし、現在は、人材研修、新事業の立ち上げ支援などにも携わる。
ご応募に関するお問合せ
お仕事の内容、働き方、勤務条件など、お気軽にお問合せください。
- 電 話 : 070-5021-3269(担当:きむ)
- メール: recruit@playtank.tokyo(担当:きむ)
以下は説明会でもご紹介しますので、興味がある方はお読みください。
冒険遊び場・プレーパークとは?
「冒険遊び場・プレーパーク」は、子どもが自由に主体的に遊びながら育つ場です。プレーパークは1940年代のデンマークで始まり、その後世界各地に広がりました。日本には1970年代に上陸し、冒険遊び場とも呼ばれています。現在日本には、市民活動から自治体が委託運営する事業まで合わせて約350ケ所の「冒険遊び場・プレーパーク」があります。
*冒険遊び場づくり協会HP参照: https://bouken-asobiba.org/play/
ロープ、バケツ、スコップ、木材、工具、布など、子どもが自由に使える道具類があって、綱渡りロープや木製遊具等もプレーリーダーと来園者が一緒につくります。泥んこ、水遊び、木登り、虫捕り、たき火、工具を使う木工作、秘密基地づくり、奇想天外な企画遊び等、子どもの「やりたい!」ことは大抵できます。そして、「あ、いいこと思いついた!」という誰かの声で、遊びがどんどん進化していく、子どもと地域の大人たちがつくりつづけていくのが冒険遊び場です。




“自分の責任で自由に遊ぶ”
日本の冒険遊び場は長年、<自分の責任で自由に遊ぶ>という信条を旗印としてきました。この信条は、子どもが自由に遊んで起きたのがたとえ心の痛みや体の傷だとしても、そうした経験の機会を奪わないでおこう!子どもが自分で考えて決めた遊ぶ「自由」を子どもに返そう!という呼びかけです。子どもが自由に遊ぶためには、遊びの中で起きたコトに対しても、子ども自身が責任を負う気持ちが大切なのです。
子どもは遊びながら、挑戦、探求、創造をします。共感や達成感は、自己肯定感や自己有力感を育みます。そして、ケガの痛さ、ケンカの気まずさ、失敗の悔しさは、臨機応変な判断力、やりきる力、多少のことでは折れない心、トライ&エラーを楽しむ力も蓄えていきます。子どもが“自分の責任で自由に遊ぶ”ことは、子どもが自身が well Beeingな未来を創る力を蓄えていくために、子どもの日常に必要不可欠なことだと思います。
冒険遊び場『練馬区立こどもの森』の紹介

『こどもの森』は畑や果樹や緑地がある「農家の屋敷森跡地」の自然を活用した特別公園です。現在は3000㎡ですが3年後には、第一期の敷地拡張があり、ゆくゆくは1.3haの広さになります。
コンセプトは自然×冒険×交流。草花を摘み、虫を捕え、小さな生き物を飼うこともできます。地域のボランティアの方々と野菜を育て、季節になると梅や栗やキュウイを収穫し、たき火で加工してジャムやジュースづくりも楽しみます。
週7日開園している常設の良さは、いつでも来ていい安心感。まるでここで暮らしているように、ゆったりのんびり過ごす乳幼児親子ももいれば、習い事の帰りでも他の場所へ遊びに行く前でも、必ずプレーリーダーと話していく小学生もいます。
10周年を迎える今年は、デッキや木製遊具みんなでつくりました。開園当初3歳の子が中学生になっていて、電動工具を使いこなす戦力として活躍する姿を見れることは、地域に根差す冒険遊遊び場の醍醐味です。








冒険遊び場『えごたの森プレーパーク』の紹介
- HP:2025年10月20日ごろオープン予定
- Instagram: https://www.instagram.com/nerima.kodomonomori
芸術のまち「東京・江古田」にある都市公園の一画に、この秋から常設のプレーパークがオープンします。PLAYTANKは、昨年(2024年)度に開催した「試行」段階からお手伝いをしています。一番の特長は、中野区内でプレーパーク活動をしている区民団体の皆さんとPLAYTANKが協力して、『えごたプレーパーク』を盛り上げていくこと、そして、中野区全体にプレーパークの意義や遊ぶ大切さを伝える普及啓発事業に力を入れていくことです。自治体(中野区)とNPOと区民の「連携モデル」になることを目指します。
以下の写真は、試行プレーパーク時に撮影しました。




『学童保育あそびーむ』の紹介
『あそびーむ』は、定員約30人の民設民営の学童保育で、毎日、徒歩5分の『練馬区立こどもの森』で遊んでいます。子どもが自分でやりたいことをみつけて、どうやる?から考える主体的な体験の積み重ねていくことで、個性が輝く「生きる力」は育つと考えているからです。




『あそびーむ』は、学童という施設の中に子どもたちを囲いこみません。子どもたちは学校から帰った順におやつを食べて、すぐに『こどもの森』へ行きます。帰りが遅い学年は、『こどもの森』でおやつを食べます。2年からは、子どもだけで学童⇄冒険遊び場の行き来をすること、子どもだけで近所へのお使いがOKになり、3年からは一旦学童に帰れば、どこへでも遊びに行くことがOKになります。(友だちの家もOK)




室内は「生活の場」です。広い台所は、子どもたちがおやつ作りや夏休みの昼食づくりができます。長期休みには、食材の買い出しも室内の清掃も上の学年が中心になってやっていきます。(普段は1-3年が在籍していますが、長期休みだけ6年生までいます)また室内は「工房」「秘密基地」をイメージして、いつでも自由に何かがつくれるように、道具類と廃材を集めています。カプラ3,000枚も人気です。
一人ひとりのサポートに、丁寧に取り組んでいることも『あそびーむ』の特長です。毎日、子どもたちの様子を記録して、随時状況を共有しています。年に2回の保護者面談では、保護者と一緒に、個別のサポートの方針を考えて、共に子どもの成長を見守ります。
「移動型遊び場」の紹介
新任プレーリーダーは、まずは冒険遊び場『練馬区立こどもの森』『えごたの森プレーパーク』と、『学童保育あそびーむ』で勤務してもらいます。
そうして1~2年、PLAYTANKというNPOの風土に馴染みながらプレーリーダーの専門性向上に励んいただいた後、希望があれば「移動型遊び場」も担当してもらいます。
「移動型遊び場」は、練馬区内の公園、神社、校庭、園庭等どこへでも、「プレーカー」に遊び道具を積み込んで、プレーリーダーが出かけていきます。

PLAYTANKが目指すこと
「未来を創る力」が育つ外遊びを、子どもが暮ら”まち”のどこにでも!
PLAYTANKは、22年前に始まり、“子どもが遊んで育つ”外遊びが広がることを願って、「冒険遊び場・プレーパーク」「学童保育」「外遊び型子育てひろば」等の自治体の外遊び事業の立ち上げと運営、また、外遊びの価値を広げる「移動式遊び場」や普及啓発活動に取り組んできたNPO法人です。
PLAYTANKは、「子どもが遊んで育つ」外遊びが広がることを目指して、すべての子どもの毎日に、自由に外で遊べる環境(時間も空間も仲間も)が十分にある社会になることを願っています。
※PLAYTANKについて、もっと知りたい方はこちらをご覧ください。
