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プレーパーク講座3/17(日)「プレイワークを知ろう!」 ~子どもの”生きる力”が育つ大人の関わり方のコツ~

子育て中の保護者の方
子どもに関わる専門職の方
プレーパークのボランティアに興味がある方
どなたでもお気軽にご受講ください!

目次

プレイワークって?

子どもが自由に遊ぶ大切さ、遊び環境のつくり方、大人の役割等を体系化した、遊びを通して大人が子どもに関わるアプローチで、日本では、プレーパークで働く「プレーリーダー」が学び、実践している専門技能です。

プレイワークでは、大人が子どもを導き指導するような上下関係ではなくて、子どもの「あそび心」を忘れない、子どもと一緒に遊びを楽しむ 大人として、子どもと “斜めの関係” になることを大切にしています。
大人が ”斜めの関係” で子どもの遊びに関わると、子どもから「やりたい!」と「いいこと思いついた!」という声が 、次々に飛だしてきます。子どもが自分で考えて、挑戦や探求や創造を楽しむ 、自由な遊びが始まるからです。

本講座の特徴

本講座では、家庭や保育園、学童クラブ等ですぐに役立つ、子どもの遊びを邪魔しない、子どもの ”生きる力” が育つ大人の関わり方、「プレイワーク」のコツをお伝えします。
実践的でわかりやすい「講義」と、実際に動いてやってみる「体験ワーク」が合わさった講座です。子育て中の保護者の方、子どもに関わる専門職の方、プレーパークのボランティアに興味がある方、どなたでも、お気軽にご受講ください!

受講者の声


●講座で、子どもと大人の「斜めの関係」、納得しました!そういえば、子どもの頃の私は、そんな風に接してくれる大人が好きだったなーと思いだして。私も子どもと「斜めの関係」になりたいと思っています。

●いつのまにか…子どもへの指示や誘導をしていたんだなーと気づきました。そんなつもりはないんですけれどね。子どもにできるようになって欲しい、教えてあげようと思っていただけなんですけれどね。

● ”あそび心” 生まれる場の雰囲気があるということに、同感です。ウチの子が、プレーパークだとのびのび自由に遊べる理由もわかりました。大人の私ものびのびできるし。

●「できない、わかんない、やって」が口癖のような子へ声のかけ方を、変えてみようと思います。意欲的になってくれたらいいな。

●子どもの話、「聞いて」いたけれど、「聴いていなかった」と反省しました。子どもが「聴いてくれた」と思えているのか?そうですね。

講座概要


【日時】 2024年3月17日(日)13:30~15:30
【会場】 旭町南地区区民館 1F会議室
定員】 20名
【参加費】練馬区民、練馬のプレーパークに遊びに来ている方、練馬のプレーパークでボランティアをしたい方は「無料
 ※上記以外の方は、当日会場で、参加費1,000円をお支払いください。
【お問合せ】 03-3976-3113  (PLAYTANK事務局)

プレーパークって?

プレーパークの合言葉は「自分の責任で自由に遊ぶ」。
プレーパークには、先生や指導者はいません。プログラムも、遊び方の決まりもありません。スコップ、バケツ、ロープ、工具などの道具類と、水、土、木、枝、実、斜面などの自然を自由に使って、他ではできない面白いことがあちこちで始まります。

プレーパークで人気の坂滑り、木登り、落とし穴、秘密基地づくり、工具を使う木工作、焚き火等は…ちょいと危ない!? 小さな子から大きな子まで、そして保護者や近所のシニア世代の方等の大人も、誰でも自由に遊べる多様で雑多な場は…刺激的?!プレーパークの遊びは、子どもにとって冒険そのものです。

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1940年代にデーンマークで始まったプレーパーク活動が、1970年代に日本でもはじまる際に、「冒険遊び場」と日本語名がつきました。

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子どもたちは遊びながら(=冒険しながら)、未知との遭遇にワクワクドキドキして、時には真剣に、時には達成感の雄叫びをあげ、時には悔し涙を流しながら、「あ、いいこと思いついた♪だったら○○をしてみようよ!」と、柔軟に発想を広げて、遊び続けていきます。

子ども主体の外遊びに、予定調和はありません。やってみないとわからない、こうなったからあーしようという実験を繰り返しながら、自分と一緒に遊んでいる仲間がもっと楽しくなる♪♪ シンプルでポジティブな “未来を創造する過程 ”です。

プレーパークには、“子どもが主体的に遊ぶ” ことをサポートする「プレーリーダー」がいます。

プレーリーダーは、冒険遊び場で使う様々な道具類を揃えておきます。また、他ではできないおもしろい遊びを仕掛けたり、初めて会った人同士が一緒に遊べるように、子ども同士はもちろん、子どもと大人、大人同士をつなぎます。
子どもから大人まで、外遊びをあまりしていない子や苦手な子でも、だれでも楽しく!遊べることをサポートするのが、プレーリーダーの仕事です。

プレーリーダーは、日本ではまだあまり馴染みのない専門職で、常設のプレーパーク・冒険遊び場で常勤のスタッフとして働く人、フリーランスの人、副業の人、大学生のアルバイト等、働き方は様々です。常設ではないプレーパークでは、地域在住の大人が、ボランティアでプレーリーダーの役割を担っていることもあります。

講師紹介

NPO法人PLAYTANK 
代表 中川奈緒美
大学卒業後一般企業に勤め、出産と夫の転勤を機に雪国の地方に移住して、子育て当事者として子育て支援団体の立ち上げに関わる。その後東京に戻り、保育園の立ち上げ・運営、一時保育室・子育てひろばの運営に携わり、2003年、PLAYTANK前身団体で市民活動の冒険遊び場(=プレーパーク)を立ちあげる。現在は、農家の屋敷森跡地を活用した公立の冒険遊び場『練馬区立こどもの森』、外遊び型子育てのひろばの『おひさまぴよぴよ』、毎日冒険遊び場で遊ぶ学童保育所等の運営をしながら、プレーパークの立ち上げや運営のサポート、講座講師、人材育成等にも力をいれている。

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