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プレーリーダーが考える冒険遊び場の「インクルーシブ」  ~すべての子どもが遊んで育つために~

「冒険遊び場」で働くプレーリーダーはもちろん、子育てひろばや児童館など、不特定多数の子どもと保護者が集まる施設の専門職や運営者の方もご参加ください。インクルーシブ実践に役立つヒントが …あるはず♪

今後、東京都が管理する都立公園は、ユニバーサルデザイン遊具を標準化していく方針があるようです。しかし、公園が障害の有無に関わらず、すべての子どもが遊べる「インクルーシブ」な場になることは、ユニバーサルデザイン遊具の設置というハード面の整備だけでは実現しません。子ども一人ひとりの遊ぶ権利の保障や子ども一人ひとりの育ちを見守るコミュニティの存在など、ソフト面の成熟も欠かせません。

「冒険遊び場」はそもそも、”子どもの遊ぶ権利の保障”と”子どもの育ちを見守るコミュニティづくり”を目指す活動ですが、「インクルーシブです」と、胸を張って言える冒険遊び場は、どのくらいあるのでしょうか? 


本講座は、「冒険遊び場」のインクルーシブを実現するために、プレーリーダーが学び・考える過程を、第1部「インクルーシブを知る」第2部「インクルーシブ実践の見える化と事例紹介」として共有します。第3部は、質疑応答、グループシェア、受講者のみなさんと話題提供者のプレーリーダーが自由に話すフリートークタイムです。

  • 日 程 7月20日(木)19:00~21:00
  • 開 催 zoom
    ※お申込み頂いた方に、URLをお送りします。
  • 参 加 費 1,000円
    ※ご欠席の際には、アーカイブ配信をいたします。ただし、配信は参加者の方の個人情報保護の観点から、1部と2部だけです。
  • お申込み 以下よりPeatixでお申し込みください。
目次

第1部:まずは、知ろう!「インクルーシブ」って、なぁに? 

第1部の話題提供者は、外遊び・冒険遊びの幅広い実践に関わっていらっしゃるプレイワーカー神林俊一さんです。

神林さんの活動フィールドの1つTOKYOPLAYの代表理事・嶋村仁志さんが翻訳された『インクルーシブって、なぁに?』の内容を、子どもに関わる実践者にわかりやすく解説いただきながら、インクルーシブの場づくりに必要な「視点」や「スタンス」を含めた環境づくりについて伺います。

プレイワーカー神林俊一
一般社団法人プレーワーカーズ理事/一般社団法人TOKYOPLAYコーディネーター/そとあそびプロジェクト・せたがや/NPO法人日本冒険遊び場づくり協会宮城地域運営委員

※プレイワーカーとは、子どもが遊ぶことに関わる専門性プレイワーク等の普及啓発にも尽力するプレーリーダーの呼び名です

以下は、『インクルーシブって、なぁに?ー子どもを分けない場づくり はじめの一歩』著者フィリップ・ダウチさんの巻頭の言葉です。
*****
・インクルーシブな環境づくりとは?
・インクルーシブな環境と呼べないものは?
・なぜ、インクルーシブな環境づくりがすべての子に大切なの?
・インクルーシブな環境づくりを実現するには?

『インクルーシブって、なぁに?』は、インクルーシブな場づくりとはどういうことかについて、生き生きと、かつ現実的に探求することを目指した本です。避けるべき落とし穴をはじめとして、よい実践のために大切な原則を示しました。この原則は、一人ひとりの子どもとの関わり方にも応用可能です。そして、一部の子どもたちを「特別」と考える視点から、すべての子どもが自分の居場所だと感じられるような環境づくりにどうすればシフトできるのかを明らかにします。

第2部:共有します!インクルーシブ実践の「見える化」と事例紹介

第2部の話題提供者は、PLAYTANKが運営する『練馬区立こどもの森』(通称:こど森)のプレーリーダー森田敦也(もーりー)と中野沙優美(さっぽん)です。

こどもの森では今、場の環境整備、遊び環境設定、参加者の子どもと保護者一人ひとりへの関わり等について、インクルーシブな視点とスタンスという軸で、普段から無意識でやっていることと、やっていなかったことを整理する「見える化」に取り組んでいます。

取り組んでみて感じているのは、常にインクルーシブな視点やスタンスがあれば、障害がある子だけではなく、すべての子どもと保護者にとって居心地のいい、お互いに育ち合う場になるだろうということです。  また、今まではまるで秘伝のように、経験値を積み重ねなければできないと思っていた、アセスメントやケア・支援スキル向上の一助となりそうだということです。

このプロジェクトを担当するプレーリーダーは、子どもが全員帰った閉園後、ほぼ週1回の打ち合わせを4ケ月続けてきました。しかし、まだ完成していません。100人いれば100通りあるアセスメントとケア・支援の「見える化」は、とても骨の折れる作業…。本講座では、現時点までにたどりついた「見える化」をみなさんに共有しますので、率直なご意見をいただけたら嬉しいです。もし、みなさんの実践で使えそうなことがあれば、どうそご自由にご活用ください。

また後半は、週7日開催する公立の冒険遊び場『こどもの森』で日々起きている、インクルーシブの好事例&失敗事例をご紹介をします。切り口の視点は、「みんなに公平な場になっている?」「 安心してチャレンジできている?」「 お互いにさりげなくケアや配慮をすることが当たり前のコミュニティ?」という3つです。大切にする視点を共有しておくと、日々の振り返りの質を高める×効率的に短時間で振り返ることにも役立っています。

プレーリーダー森田敦也
(もーりー)

大学生の頃にプレーパークに出会い、NGO活動等も経験。卒業後、一般企業勤務を経て、PLAYTANKに転職。こどもの森のプレーリーダー職6年目。
4才と0歳の2児の父。

プレーリーダー中野沙優美
(さっぽん)
大学で動物・自然と子どもの育ちに興味を持ち、卒業後、放課後デイ施設勤務を経て、PLAYTANKに転職。学童保育指導員職を経験後、こどもの森のプレーリーダー職2年目。

第3部:話しましょう、考えましょう!インクルーシブな場づくりの実践

第3部のファシリテートを担当するのは、PLAYTANK代表の中川奈緒美です。

本講座で目指しているのは、話題提供者も受講者も実践者同士だから起きる、共感と納得感、視点が変わる学び合いです。
冒険遊び場からはじまり、子育てひろば、学童保育と事業の幅を広げながらも、「子どもの遊ぶ権利の保障」と「子どもの育ちを見守るコミュニティづくり」の実現をすべての事業で目指してきた中川が、
話題提供者プレーリーダーと参加者のみなさんの実践をつなぎます。

ファシリテーター中川奈緒美
(NPO法人PLAYTANK代表)

練馬区立こどもの森について

本講座を主催するPLAYTANKは、20年前、都会のベットタウン練馬区にある、自然豊かな都市公園で市民活動として「冒険遊び場・プレーパーク」を始め、その後、子育てひろば・外遊び型子育てひろば、学童保育などの自治体事業を受託しながら、子どもが外で遊んで育つ「まち」が広がっていくことを願って、外遊びの普及啓発に取り組んでいます。
本講座での2部の話題提供をするプレーリーダーが働く『練馬区立こどもの森』は、2015年よりJV・PLAYTANKとして運営がスタートした公立の常設の冒険遊び場です。農家の屋敷森の自然を活かした環境が特長で、園内には畑での野菜づくり、果樹の収穫、草っぱらに集まる虫や小さな生き物との触れ合いから、地域の様々な世代や属性の方々と子どもたちとの交流も生まれています。こうした地域の自然や人が集まり楽しめる環境はインクルーシブなコミュニティづくりのリソースです。

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