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~子どもはみんなアーティスト~ 感じる・考える・表現する「子どもの感性が躍動する」環境づくりと大人の関わり方のコツを学ぶ「アート×外遊び講座」

幼児から小学校低学年を子育て中の方、保育士、幼児教育者、学童期の美術指導者の方、
特に、アートは得意じゃないという方にも、お気軽にご受講頂きたい講座です 。

「幼い頃は誰でも、感じたことを自然に表現できるのに、小学生になる頃には、絵は苦手、つくることは好きじゃない、という子が驚くほど増えます。子どもの育ちに関わる大人や学校での美術教育が、子どもの”表現したい”という欲求をなえさせているのが現実です。」という講師浅羽さんの話に、私たちは大きくうなずきました。

 そして、「自分が感じたこと、考えたことを尊重された子どもたちは、成長しても美術を、”自分を表現する” 手段のひとつとして
持ち続けるだけでなく、自分を信じ、人生に対して意欲的な人に育っていく、その姿を目の当たりにする」というお話は、PLAYTANKが、子ども主体の自由な「外遊び」にこだわる理由に通じます。

子どもが自由に、自分のやりたいことをして遊んでいる時、
子どもの心は、 ”感じたままに表現する”

“イメージすること(=考えたこと)を表現する
楽しさに躍動しています。この状態がアートです。
本来、子どもの「遊ぶ」は「アート」で、

子どもはみんなアーティストなのです。

しかし、子どもが遊んでいる時(=アートを楽しんでいる時)に、大人が発する何気ないひと言が…画材や道具の使い方を規定したり、大人が考えた完成品を見本に作品をつくらせることが…,子どもが心のままに感じて表現することと、自分で考えて・思いついて・やってみることを躊躇させる、つまり、感性を萎えさせる原因になることがあります。
「これでいい?」「どうやるの?」「できない」「絵を描くこと(何かを作ること)は好きじゃない」等と子どもが言うのだとしたら、「大人に上手だね、できたねと認めて欲しい」「大人が認めないことには、価値がない」と思っているのかもしれません。

人は誰でも、 他者から認められると嬉しいものです。しかし、子どもの頃から、人が認めてくれないことには価値がないと思い、自分自身が感じることやイメージすることを ”表現する” 楽しさ知らなかったり、躊躇しがちだとしたら…残念です。

本講座は、受講者のみなさんが楽しく ”表現” を体験できる(第1部)と、子どもたちが外で自由に遊びながら”表現” を楽しんでいる実践を映像で視聴する(第2部)を通して、子どもが、感じる・考える・表現する環境のつくり方と大人の関わり方のコツを、体感的に、実践的に学ぶことができる、ワークショップ形式の講座です。どなたでも、お気軽にご参加ください。

目次

受講者の声

浅羽さんファシリテートの絵本づくりに、子どものように夢中になりました。(絵は苦手なんですがねー)
感じたままに表現することは、自分の心を解き放つことで、自分はこれでいいんだと思えました。楽しく、気持ちよく、癒されました。これからは、子どもたちが散らかしても(笑)、イライラしない母になれる気がします。(3歳・2年生の母)

「子どものため」にしていたことが…残念ながら、子どもの感性をしぼませる指示や評価だったと…気づきました。その子らしく、心のままにアートを楽しめる、環境の作り方や声のかけ方の〝コツ"がわかったので、早速やってみます。外へも出かけてみようと思います。もっと早くこの講座に出会いたかったなー。
(幼児の絵画教室勤務)

浅羽さんの言葉の一つひとつに、ビビビッと衝撃が走った感じです。感じるって、イメージするって、表現するって!! 正解がないんことだと納得できて、気持ちが軽くもなりました。外遊びの実践動画もよかったです。ウチの園の子どもたちも、こんな風に遊ばせてあげたい!自然は、アーティストの感性が動き出す宝箱ですね。(保育士)

講座内容

1部:ワークショップ絵画 [わたしの心の本をつくる] 10:00~12:30

 講座の始まりは、誰にでもできる1本の線をひくこと。浅羽さんのナビゲートは、「上手に描かなければ」「センスよく仕上げたい」など、多くの大人たちの心の奥にある、無意識の制限を解いてくれます。ゆっくりと没頭していく感覚や「好き」や「心地よい」が湧きあがる感覚を、思う存分に味わってください。 いつのまにか、感じることやイメージしたことを ”心のまま” に表現する … アートがはじまります。
 
制作の後は、浅羽さんと参加者みなさんで、作品を鑑賞する時間を設けています。自分の表現を、他の人がどう感じるのか、何をイメージするのかを聴くことは、アーティスト同士の心と心の交流です。自分の作品をより深く、または新しい視点で、味わいつくしてみましょう。

後半は、講師浅羽さんが実践されている保育園の子どもたちの表現活動の動画を見せていただきながらの、「アート×遊ぶ」が生まれる「環境」と 「大人の関わり」の “コツ” を整理していきます。

2部:外遊びでアート!実践 動画鑑賞 inおやこ森のようちえん『おひさまとことこ』13:30~15:00

 親子で、自然豊かな公園を散策しながら遊ぶ、おやこ森のようちえん『おひさまとことこ』の様子を、動画でご紹介します。
第1部でご自身がアーティスト体験をしたみなさんでしたら、自然の中で自由に遊ぶ子どもたちの姿は、アーティストの集まりだとお分かりになるはず。子どもたちが感じたことやイメージしたことを、”心のままに表現” するために、親子森のようちえんのスタッフと保護者の方々が、やっていること、あえてやらないこと、環境の選び方、声のかけ方などを、具体的にお伝えします。
子育てや保育現場で活かせることが盛りだくさんの実践動画です。浅羽さんと『おひさまとことこ』スタッフかおりん(島田かおり)の、アート×外遊び談義も、聴きごたえ満載!どうぞお楽しみに♪

【ぼくのお気に入りはどれかな】

バケツに石を入れたり出したり。あっ、こっちのバケツにも入った!あっ、こっちにも石があった!
小さい子どもでも、自分のうちから湧き上がる“やってみたい!”に突き動かされて、それをいろんなかたちで表現しています。そこに寄り添う大人としてどんな環境を用意するか、どんな声をかけるか、またはかけないのか…。

【一体何に使うの⁉大きな木の枝!】

友だちが小さな木の枝を持って歩いているのを見て、私はこっち!と力いっぱい大きな木の枝を運んできました。どの材料を選ぶか、どのように使うか、子どもに任せると大人には思いつかない表現がふと現れます。こうせねばならない、これが正解という世界から解放された子どもたちの世界…。

【たたき染めをやってみた!でも…】

自分だけのオリジナルバックを作ろうと集めた草花を使ってたたき染めを行いました。しかし、こどもたちは大人の想定を超え、バックを作ること以外にも「いいこと思いついた!」と自分のアート(遊び)をはじめます。揺れるスタッフの心…。

おやこ森のようちえん『おひさまとことこ』とは?

 週1回、自然豊かな都市公園の中を親子で散策しながら遊ぶ、ノンプログラムの活動です。森のようちえんには、自然の中でたくさん遊び、様々な体験を通して「体・心・知」を子ども自ら育てていくために、実際に動いて、見て、触って、感じて、考える、子どもの発達の土台を創る大切な環境があります。四季折々に変わる自然は、子どもの興味関心を刺激し、探求と思考がはじまります。仲間と一緒だから、いろんなことに挑戦したくなります。『おひさまとことこ』は、保育士、プレーリーダー、発達支援や心理の専門職がスタッフとして同行する、インクルーシブなコミュニティです。子どもの一人ひとりの個性と感覚の育ちを尊重しながら、子どもはもちろん保護者の方々も、みんなで楽しい♡時間をすごします。

 詳しくはこちら 〉〉おやこ森のようちえん『おひさまとことこ』紹介サイトへ

講師は、造形作家の浅羽聡美さん

浅羽聡美(あさばさとみ)
造形作家、アトリエ ル・マタン主宰。東洋大学他非常勤講師。

著書
「子どものチカラを引き出す美術と大人の関わり合い」
「保育園の表現者たち~アートが流れる日々から」
「アートという文脈で保育を考えてみると」
「保育園の表現者たち」>> https://www.facebook.com/hyougenshatachi

講座概要&申し込み


日 程
2023年2月17日(土)10:00~15:30 

開催方法
会場&オンライン( Zoom)
※開催前に、URLをメールでお送りします。

定 員
会場/8名
オンライン(Zoom)/20名

会 場
光が丘プレパひろば(練馬区旭町1-16-1)

参加費
5,000円 ※別途、材料費・郵送代等経費/1,000円

申込み締め切り
2月13日(火)まで。(ワークで使用する材料を講座当日までにお送りします)
 

●●●必ずお読みください●●●

みなさまへ
●お子様の同伴について
 大人対象の講座です。
 zoom参加の場合もせっかくの機会なので…親ではない「私自身」を、心のままに表現できる空間と時間の確保をおススメします。

●Wi-Fi 環境で、パソコンからのご参加をおススメします。
(wifiでない場合や携帯からの参加の場合は、途中で通信できなくなる可能性が高くなります

●講座の途中、作成している手元や作品をzoom画面に写して見せて頂くことで、一体感のある参加が可能になります。
 作品をzoomで共有する方法を考えておいてください。
(例えば、パソコンを持ち上げて、カメラを作品に近づけるか?作品を持ってパソコンのカメラに近づけるか?等)

●お送りする材料は、実際に使用する物の一部です。ご自宅でも用意しやすい素材や道具類は、ご自分でご用意いただきます。
 ご用意いただく物については、事前にメールでご連絡差し上げます。

●キャンセルについて
入金後のキャンセルはきません。

●お問い合わせについて
 メールアドレス:playtank.moshikomi@gmail.com

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