play tank

全て見る

乳幼児期の外遊びで育つ!自己肯定感の育て方

なんて難しいテーマなんでしょう。どの親も子どもには自分を大切にしながら生きていってほしいと願うと思います。そのために自己肯定感を育てなきゃ、でもいったいどうすれば育つのかな……。

先日そのヒントになりそうな、ある場面に出会いました。
子どもが木の枝を拾いお母さんの方を振り返りました。お母さんは「おっ、いい枝拾ったね」と声をかけました。するとその子はもう一本拾ってまた振り返る。
「おっ、さっきのより太くてかっこいいね」。
その子のやる気がみるみるみなぎってきて、次々に枝を拾い集めてきます。その姿は、ぼくこんなに集められるよ! こんなに運べるよ! と自信とエネルギーに満ち溢れています。
「たくさん集めたね!」と声をかけられたその子は、絵にかいたような「ぼくってすごい!」という満面の笑みをうかべました。もしそこで「危ないから捨てなさい」と言われていたら、どうなっていたかな。

育児本にもよく、自己肯定感を育てるために必要なのは特別なことではない、と書かれています。ほんとにこういう何気ない大人の声かけや眼差しの中に、子どもたちの心を育てるエッセンスが詰まっているのでしょうね。
さて、自分は普段、子どもにどんな声をかけているかな……。

※おひぴよ通信vol.9(2018年7月発行)に掲載のコラムを編集のうえ転載しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!