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小学校教員・学童指導員の「スキルアップ研修」におススメ!「プレイワーク」で変わった子どもとの関係とクラス運営!体験レポート

こんにちは!
元公立小学校教師で、現在はPLAYTANKでプレーリーダー&学童保育指導員をしているみおなです。今日は、「プレイワークのキホンを学ぶ講座」をおススメする体験レポートをお届けします。
「プレイワーク」は、日本では馴染みのない専門領域ですが、海外では子どもの育ちに関わる様々な職種の人が学んでいるようです。私はプレイワークのおかげで、子どもとの関係やクラス運営も、ケンカやトラブルへの対応も変わりました。「先生」と呼ばれる仕事にしている人全員に!ぜひ「プレイワーク」を知って欲しいと思っています。

目次

クラス運営にモヤモヤしていました…でも、先生は忙しい

大学を卒業してすぐに小学校教諭になって、2年生担任としてスタートした1年目は、「子どもの主体性を伸ばす!」教育を目指していました。でも、授業準備に校務分掌、生活指導、宿題やテストの丸付けという業務に追われる日々の中…気が付けば、ケンカやトラブルは短い時間で指導的に謝らせ、姿勢が悪い、友達に手が出る、授業に集中できない等がなかなか改善しないと、「困った子」「特別支援が必要な子」と子どもを評価していました。

これは、私が目指した教育なのかな?という疑問というか違和感から、「学級運営、こうしたら上手くいく!」という教育指導系の本を読み漁りました。しかし、本に書いてあるハウツーが全ての子どもに通用するわけはなくて、私の指導は子どもの気持ちを汲めていたのかな?子どもの主体性を伸ばしたのかな?というモヤモヤは消えませんでした。
教師は忙しいので、モヤモヤしたままでもあっという間に1年が過ぎます。優先順位が高いのは、日々こなさなければならない授業。目の前の子ども理解のスキルアップは、つい後回しになっていました。

「プレイワーク」で変わった!子どもとの関係とクラス運営

私は学生時代に冒険遊び場でアルバイトをしていたことがあり、「プレイワークという視点からクラス運営をしたらどうだろう?」とやりはじめてみました。

すると、トラブルばかり起こしていた子と私との関係が深くなりました。そして徐々にですが、彼が変わっていきました。彼だって、好きでトラブルを起こしていたんじゃない。でも、やり方が拙いから周りが嫌な行動になっていただけ。だから、やってしまった後に悪いと叱るのではなくて、困っている状況を察して、サポートしてあげればよかったんです。

私は心の中で、「今までごめんね…」と、彼に謝りました。いえ、彼だけじゃありません。他の子どもたちにも同じです。でも、その申し訳けなさと同時に、“希望の光”が見えた気がしました。

プレイワークの視点で子どもと関わると、「今、こんなこと楽しんでる!」「あーあれは嫌だよね。」と、
子どもの気持ちに共感できるので、私の反応や声掛けが自ずと変わります。
だから、子どもが私に心を開いてくるんです。
子どもの何気ない行動や言葉、仕草一つに、その子を理解するヒントがたくさん隠れています。
ヒントを見つけるカギは「遊び心」。
子どもは、休み時間だけじゃなく、授業中でも、給食や掃除などの生活の時間も遊んでいます。
子ども一人ひとりの「遊び心」(=心がワクワクすること)をわかっていること、
反対に「遊び心」が萎んでしまう状況を分かっていることで、子ども理解の解像度がぐんと上がります。

ケンカやトラブルは、子どもの主体性が伸びるチャンス!

プレイワークをもっとやりたい!と思い立ち、学童保育と冒険遊び場を運営するNPO法人に転職しましたが、もし、今の私が学級経営をしたら全然違うだろうなーと、心から思います。
実際、今は学童保育で1年~3年生(長期休みは高学年も)のクラス運営をしていますが、子ども一人ひとりと近い関係なので、ケンカやトラブルは、子どもの主体性の育ちのチャンス!だと思えます。

クラス運営って、先生と子ども一人ひとりとの関係性、子ども同士の関係性の「集合体」だから、まずは、自分が子どもとどんな関係か?を見直すことが大事。大人と子どもの関係って、大人が子どもを理解するところから始まると実感しています。

「プレイワークのキホンを学ぶ講座」おすすめポイント

●キホンです。「プレイワーク」を知らない人に、おススメ!

●経験豊富な講師が理論と実践をつなぐので、使える!役立つ!

子どもを制するポイントがわかる。だから、自由にして大丈夫なポイントもわかる。

子どもの「みたて」はバイブル!様々な場面で応用できる

令和4年度より、プレイワーク講座はリニューアルして新スタート!です。講師は、現役プレイワーカーの古賀綾子さん。
彼女の子どもの「みたて」の視点は、温かくて楽しい♪こんな風に、子どもたちと関わり続けられた素敵だなーと思います。
「先生」という職業のみなさん!ぜひ、「プレイワークのキホンを学ぶ講座」をご受講ください。

●日程:秋の1DAY講座:10/23(日)、冬の1DAY講座:1/15(日)
●時間:10:00~16:30
●会場:東京都練馬区小竹町2-25-3(小竹向原駅より徒歩5分)またはZOOM参加OK!
●料金:6,000円/1DAY

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