play tank

全て見る

身体・運動・感覚・認知・コミュニケーション:発達と遊ぶの「キホンを学ぶ講座 |そうだったのか!子どもの行動の意味がわかる【乳幼児期~学童期】

目次

講座の特長

「今まで、困るなーと思っていた子どもの行動の意味、子どもが何故それをしたがるのか?がわかった。」
「大人の声のかけ方やタイミングが変わるだけで、子どもが遊ぶようになるし、それが子どもの発達、育ちをサポートすることになるんですね」本講座受講者の感想です。

子どもの発達には順番があります。いわゆる定型発達の子も発達障がいの認定を受けている子も、発達の順番は同じです。そして、子ども発達に欠かせない要素が「遊ぶ」です。文科省等が提唱する、乳幼児期から学童期の育って欲しい生きる力「10の力」「非認知能力」の育ちにも「遊ぶ」の大切さ謡われています。
「遊ぶ」は、子どもの自発的で主体的な行為です。本来子どもは、大人が何ら配慮をしなくても、自分の育ち=発達に必要な「遊ぶ」をしていました。子どもはほかっておけば勝手に遊ぶものでした。しかし昨今、様々な社会状況や子どもの成育環境の変化の中(コロナもしかり)、子どもが遊ぶ機会が減り遊び方の質も変わり…子どもの発達=育ちに、様々な影響がでていています。

本講座は、子どもの発達と成育環境のサポートをする療育・発達支援・子育て支援の分野に携わる経験富な専門職の講師が、子どもの身体・運動、感覚、認知・コミュニケーションの「発達と遊ぶ」について、実践的な知識とスタンス、そして具体的なサポートのやり方を、わかりやすくお伝えします。

保育士、教員、子育て支援者、放課後の指導員等、子どもに関わる専門職のスキルアップには勿論のこと、子育て中の保護者の方にも、ぜひ知っていただきた内容です。

できれば、3講座全てのご受講をおススメします。子どもの育ちは、身体・運動、感覚、認知・コミュニケーションそれぞれの発達が影響し合あう包括的なものだからです。

11/13(日)10:00~12:30
 理学療法士さんから
「身体・運動の発達と遊ぶ」のキホンを学ぶ講座

 講師:得原藍さん

 11/13(日)14:30~16:00
 作業療法士さんから
「感覚の発達と遊ぶ」のキホンを学ぶ講座

 講師:元住野花さん

11/14(月)18:30~21:00 
臨床発達心理士さんから
「認知・コミュニケーションの発達と遊ぶ」のキホンを学ぶ講座

 講師:斎藤正恵さん

こんな方におススメです

保育士、教師、学童指導員等、子どもに関わる「専門職」のスキルアップに! 

経験豊富な講師陣から、子どもの発達を促す遊びについて、実践的かつ具体的に学べる講座です。さらに、どのクラスにもいるちょっと困った子の行動の意味を理解することができるようにもります。トラブルを起こしやすい子は、困った子ではなくて、何かに困っている子です。もしかしたら、年齢相応の発達に必要な遊び体験が抜け落ちていることが原因で、身体、運動、感覚、認知、 コミュニケションの発達が十分ではないのかもしれません。
障害児、定型発達児という型にはめて子どもの発達を考えるのではなくて、子ども一人ひとりの、今、何を感じている?何ができる?何が上手くいかない?、そして、どんなことが得意でどんな可能性を秘めている?ということを理解する、丁寧な育ちのサポートに役立つ「知識」「価値観(大人のスタンス等)」「技能(具体的なやり方等)」が、凝縮された講座です

子育て中の「保護者」の方へ


「帰るよ!」という声が耳に入らないように、走りつづけて水たまりにビシャリ…、すぐに高い所登って、無鉄砲に飛び降りる…など、今まで叱るだけだった子どもの問題行動を、「発達と遊ぶ」という視点で見てみると、その遊びには、子どもの本能的な成長欲求を満たす魅力があったことがわかります。「そういうことだったんだ…」という、わが子への理解が深まる声が、多く保護者の方から聞こえる講座です。

核家族、少子化、ワンオペ、地域コミュニティの消滅、情報化社会、さらに、コロナ…と、今までの子育てスタイルが通用しない今、保護者が子どもの「発達と遊ぶ」について学び、家庭でも子どもの育ちをサポートできるようになるといいですね。子どものへの声のかけ方やタイミングが変わるだけで、子どもの行動は変わります。子どもが遊べるようになります。子どもが育ちます。

すべての大人の方へ

子どもが勝手に遊んで勝手に育っていたの時代には、専門家でない人が子どもの発達や遊ぶについて「学ぶ」必要はありませんでした。しかし今、子どもの「遊ぶ」には社会の環境がよろしくないので、子どもの側に居る普通の大人のどなたにも、ご配慮いただきたいことがあります。

将来、子どもに関わる仕事をしたい学生の方、子ども関係の市民団体等でご活動の方、自治体で子ども関係の事業や政策に携わっている方等、幅広くどなたにでもご受講いただければと思います。

受講者の声

(3歳の保護者)
じっとしていない、汚す、危ないことする…我が子のやんちゃさに手を焼く日々でした。しかし、やんちゃは意欲や主体性の表れ、汚れることも危ないことも身体の運動機能や感覚の発達に必要な成長欲求だということがわかって…ウチの子は、伸び々と育っている?!私は子どもが育つチャンスを奪っていた?!と、我が子と自分への評価が180度変わりました。

(保育士歴5年)
子どもの発達の専門的な知見について、理論だけでなく、大人のスタンスや具体的な子どもへの関わり方まで学べる貴重な時間でした。グループディスカッションで他の保育園の事例を聴くことも参考になりますし、講師のアドバイスがとても実践的なことが有難かったです。(すぐに使おう!と思いました) そして、発達と遊ぶ 日ごろの自分の子どもとの関りについて振り返るきっかけになりました。身体・運動、感覚の、認知やコミュニケーションの発達という視点で、子どもたちの様子を思いうかべると、「あと時の〇〇ちゃんは、△△ができなかったんだね…」「☆☆ちゃんは、どうしていいかわからなくて、困って泣いていたんだね‥」と、今までとは違う子ども像が見えるよにもなりました。 子どもが1日の大半を過ごす保育園なので、一人ひとりの発達と個性をちゃんと理解してあげたい。たのしいく遊びをしながら成長できる場になりたいと思います。職場の

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(小1の保護者)
すぐにお友達とトラブルになる?我が子の性格を心配していたんですが、子どもは人との関りを積み重ねていく中で成長することが、具体的に理解できました。彼が状況をどう認識しているのか?まずは私が丁寧にコミュニケーションしようと思います。そして、今のウチの子に必要なのは習い事ではなくて、お友達と自由に遊ぶ時間だということにも腹落ちしました。

(学童保育指導員13年)
コロナでソーシャルディスタンスが始まってから、すぐトラブルになる、ちょっと難しそうだと手を出さない、いろんなことに不器用な子が増えている?…気がしていたので、「乳幼児期の遊び体験不足で、幼児期に獲得すべき力が抜け落ちる」というお話を聴いて納得感がありました。そして、乳幼児期に育ちそこなっている小学生の育ちの補完することは放課後に関わる専門職の仕事だと再確認しました。まずは、校庭で思い切り身体を動かして遊ぼうと思います。鬼ごっこや陣取り合戦等の集団遊びをしたことがない子が多いので、まずはみんなで走って遊ぶ!楽しさを体験してもらうところから始めます。

講師紹介

得原藍さん
理学療法士 / 修士(学術:バイオメカニクス) /一般社団法人sodatsu-co理事
大学時代にアメリカンフットボール部で学生トレーナーを経験したことをきっかけに身体と運動に興味を持ち、社会人経験を経て理学療法士に。病院勤務等と並行して、動作分析について東京大学大学院で修士号を取得し、理学療法士養成校の教員となる。自身の出産を契機に子どもの運動の発達と社会問題としての遊び場の不足に問題意識を持ち、一般社団法人sodatsu-coを立ち上げる。地元葉山で月に一度のプレーリヤカーも開催している。

元住野花さん
作業療法士/児童発達支援管理責任者
大学では社会心理学を専攻、夜間の専門学校を経て作業療法士となる。医療機関にて障害児リハビリテーションに従事した後、児童発達支援にて地域のちょっと気になる子どもたちや親御さんの相談や支援に携わっている。
現在、5歳児と0歳児の子育てに奮闘中。子どもの育ちについて学びを深めながら、親子に寄り添った支援を目指している。

齋藤正恵さん
臨床発達心理士 / 相談支援専門員
自身の4人の子の子育て経験から子育てや子どもの発達に関心を持ち、40代の時に大学大学院で発達心理学・児童福祉学等を学び、子育て支援・虐待防止支援分野で相談員の経験を積む。現在は子ども発達支援センターはじめ、乳幼児健診時の発達相談、遊びのひろばや森のようちえんなどに携わっている。

講座概要


日程間/時間
「身体の発達と遊び」のキホンを学ぶ講座  11/13(日)10:00-12:30
「感覚の発達と遊び」のキホンを学ぶ講座  11/13(日) 14:30-16:00
「認知・コミュニケーションの発達と遊び」のキホンを学ぶ講座 11/14(月)18:30-21:00

受講方法
以下1.2のどちらかをお選びください。
※おススメは、グループディスカッションで学びを深め、講師への質問ができる1.です。
1.zoomのオンライン受講
2.アーカイブ録画配信で後日視聴 

定 員
1.zoomオンライン受講:30名 

参加費
1.3,000円/1つの講座
2.2,500円 /1つの講座

*法人・団体単位で一括申込される場合、「2.アーカイブ録画配信で、後日視聴受講」がお得となるチケットを新たにご用意いたしました。
 ・対象の受講方法は、「2.アーカイブ録画配信で、後日視聴受講」です。
 ・法人・団体単位での受講者数が「合計10名以上」の場合のみご利用いただけます。
  通常「2,500円 /1講座」が、20%OFFの「2,000円/1講座」となります。
 ・法人・団体単位であっても、受講者数が9名以下の場合は、通常のチケット「2,500円 /1講座」をご購入ください。
 ・法人・団体単位で一括申込される場合、専用チケットをご選択いただき、枚数は「受講者の人数」にしてください。
 ・万が一、チケットの枚数を9枚以下でお申込みいただいた場合は、お申込みをキャンセルいたします。予めご了承ください。

申込み締め切り
講座開催日前日 15時まで。(定員に空きがあれば)

●必ずお読みください●

●zoomオンライン受講について
 ・開催前に、URLをメールにてお送りします。
 ・Wifi 環境で、パソコンからのご参加をおススメします。
 ・「グループディスカッション」を行う際には、ビデオONお願いします。
 ・講座内容の録画、撮影はお控えください。

●アーカイブ録画配信について
 ・グループディスカッションへのご参加とご視聴、また、一部のワークのご視聴ができません。ご了承ください。
 ・講座開催後、視聴用に編集した録画のURLをお送りします。視聴期間は1週間程度です。
 ・講座の録画や受講者以外の方にURLを教えることは、お控えください。
 
●キャンセルについて
 ・1.zoomオンライン受講、2.アーカイブ録画視聴 共に、入金後のキャンセル返金はいたしません。
 ・1.zoomオンライン受講で受講の予定の方がお休みの際は、2.アーカイブ録画配信に切り替えさせていただきます。
  ただし、視聴後に講座内容に関するご質問があればお受けします。(1件まで)

●お問い合わせについて
 メールアドレス:playtank.moshikomi@gmail.com

PLAYTANKが、本講座を開催する思い

今、子どもの自発的で主体的な「遊ぶ」は、子どもの成長欲求です。

子どもは、自分の脳や神経系の発達に必要な刺激を欲しがります。赤ちゃんが目の前の物を凝視したり、3歳の子がすぐに高い所に登りたがるのは、その子の発達段階に必要な刺激だからです。叩いたら泣いちゃった時…自分の気持ち・相手の気持ちに向き合うことも、体験を重ねながら発達していく力です。子どもの発達に必要な、子どもが自ら始める主体的な行為を、私たちは「遊ぶ」と呼びます。本来、乳幼児期から学童期前の子どもは、家の近所で、身近な自然や生き物に触れることを楽しみながら、異年齢の子ども同士で、毎日自由に遊んでいたら...今、文科省等が提唱する「10の力」「非認知能力」は自ずと育ちます。

今、子どもが「遊ぶ」環境は、充分とはいえません。遊べないことは、子どもの発達に影響を及ぼしています。

しかし、現代社会の常識、状況、構造は、子どもが「遊ぶ」ことを十分に許容できません。例えば、核家族の子育て術伝承消滅、ワンオペ育児のストレス、禁止看板が多い公園、子ども声や行動への苦情、子どもだけでは外出すら危ない「まち」の状況等は全て、子どもの「遊ぶ」を阻害する要因です。そして、乳幼児期に充分に遊べないことは、学童期の発達に影響を及ぼしている状況を否めません。例えば、コロナ渦で集団遊びをする機会がないまま入学した1年生のコミュニケーションの拙さが課題だという声を複数の学校から聞きました。
(本講座では、学童期に顕在化する発達の課題についてご紹介します。)

実践力を向上」の王道、やってみる!を後押します

本講座も、他の『PLAY.LEARNあそぶを学ぶ』の講座と同様に、「講義」だけでなく、理解が深まる「ワーク」や、事例検討、クループディスカッションでの「対話」を通して、理論と実践をつなげることを大切にしています。また、講師陣の豊富な経験値に裏付けされた「知識」と「価値観」(大人のスタンス等)と「技能」(具体的なやり方等)を、バランスよくお伝えします。まずは知ること、そして、考えるて、やっみる!の繰り返しが、実践力を向上の王道です。本講座が、みなさんのやってみる!を後押しでえきたら嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!